相棒 |
〜警視庁ふたりだけの特命係〜 |
PART-1思い入れ文 | PART-2思い入れ文 (2005/5/10更新) |
PART-3思い入れ文 (2005/7/4更新) |
話数 | サブタイトル | 思い入れ文 |
1 | 警視総監室にダイナマイト男が乱入! 刑事が人質に!?犯罪の影に女あり |
かいさん 冒頭で泉谷しげる演じるダイナマイト男の人質になった薫。律儀に男の無茶な動機につっこみをいれる薫や、薫を助けに来た右京が薫に「思い出したように人騒がせをおこしますね」薫「不可抗力です」という会話が面白かった。あと、薫を心配するどころか薫を通じて男に取材を申し入れた記者の恋人に文句をいう薫や、なぜか薫を気に入ってしまった男と薫の取調べ中の会話にも笑った。 |
2 | 教授夫人とその愛人 | かいさん 薫が自殺未遂の女性を助ける所から始まる回。デートに遅刻した美和子を店員に愚痴りつつ待っていた薫が女性を助けるため飛び出して行ってしまい、行き違いに到着した美和子が薫が遅刻したと思い込み店員に愚痴るリンクが笑える。「(君が居ても居なくても)大して影響はない。」「ご随意にど〜ぞ」など後の仲良しコンビぶりに比べて相当冷ややかな発言を薫にする右京と、文句を言いつつ付き合う薫がユーモラス。最後にブランデーを試薬と偽っての小芝居に騙されていた薫への種明しに笑った。 |
3 | 秘密の元アイドル妻 | |
4 | 下着泥棒と生きていた死体 | Masa.Hさん 特命係が下着泥棒事件の裏付け捜査の過程で発覚した警察署の不祥事を暴くというストーリー。特命係の二人が盗まれた下着を持って被害者一人一人の家を訪ねる姿がどこかおかしくさえ感じた。 かいさん 警察の不祥事隠蔽をめぐる物語。前半は誇り高き?下着泥棒を中心にコミカルに、しかし後半は保護した酔っ払いを死なせた警察官とそれを隠蔽しようとする署長を中心にハードに展開するというそのギャップが面白かった。 正しいと思って事件の真相を暴いたことが残酷な結果を招いてしまったことに悩む薫と、彼に正義が時に残酷さを伴うものだということを諭す右京の姿が心に残った。 |
5 | 目撃者 | Masa.Hさん 杉下の「知人」小野田が男性の遺体を発見したというストーリー。犯人は殺された男性の勤務する小学校の一児童だった。児童が亀山に連れられてきた拘置所で面会した男の姿を見て改心するところも印象的だったが、いつもはクールな杉下が「僕だって、もうやめたい!!!」と感情を押し殺すように言い放った台詞は特にすごかった。 |
6 | 死んだ詐欺師と女美術館長の指紋 | かいさん 薫の知り合いの情報屋、土田が詐欺容疑をかけられたまま遺体で発見される。土田の汚名を晴らそうと奮闘する薫だが、土田が詐欺に加担していた事がはっきりするにつれ、捜査の目的は、なぜ土田が犯罪に加担し死んだかを追うことで薫の知らなかった土田の人生を知るためのものへと変化していく。息子をなくしたことで生きる気力を失い、息子との思い出のある美術館を守るために犯罪に加担し命を絶った土田。土田が生きている間に何かしてあげられることがあったのではと悔やむ薫と、そんな薫を右京が不器用にねぎらうラストが、二人の優しさを表していて心に残った。右京が最後に薫に言った、「今からでも君が土田にしてあげられることは、忘れないでいてあげることだ」という内容の台詞がこの話の救いだったと思う。 |
7 | 殺しのカクテル | Masa.Hさん 喫茶店にいた杉下刑事に対して鑑識の米沢が「杉下警部〜!」と叫ぶシーンは笑えた。 外科貴族さん 蟹江敬三氏演じるバーのマスターが良かった。「相棒」ならではの傑作。 |
8 | 仮面の告白 | Masa.Hさん 普段から仲の悪い亀山と伊丹の両刑事のやり取りが一番冴えていたストーリーだった。仲が悪いだけにどちらかが足並みを乱すのではないかと思っていたら、やはりそうだったし、それが事件を解決に導いたのだから不思議だ。 |
9 | 人間消失 | Masa.Hさん 会社内でごく普通に働いていた資金課の15人の社員がある社内アナウンスをきっかけに忽然と姿を消し、そのスキに金庫から大金が会社のマスコットキャラに扮した人物に盗まれてしまうというなんとも奇妙な話。独自の捜査でたどり着いたのは一人の女性英会話講師。外国育ちで身振り手振りにも特徴があり、それがマスコットキャラの動作と一致したことなどで犯人はその女性とわかる。それにしても、その女性がやったように、大多数の人々に合言葉などを暗示させ、指定したとおりの行動をさせるということが現実において果たしてできるだろうか? |
10 | 最後の灯り | Masa.Hさん オープニングの杉下、亀山の両刑事の哀れ(?)な姿はまさに特命係を象徴しているようだったし、エンディングの音楽(タイトルなどは不明)は東京の夜景とすごくマッチしていてよかったと思う。 |
11 | 右京撃たれる 特命係15年目の真実 | かいさん 個人的にはこの11話と最終回が、1〜3シーズン中で最も主演二人の演技力が光っていた回だったと思う。小野田暗殺未遂事件に巻き込まれ入院した右京が事件の調査を薫にきつい口調で命じ、小野田と右京の因縁を知った薫と口論になるシーンは緊迫感があったし、最後に右京が薫を(最終話の)事件解決のパートナーに指名し、「他に誰がいるんですか?」と言うシーンも良かった。普段は冷静な右京の微妙な内面の動揺、逆にいつもは右京に助けられてばかりの薫の奮闘と、二人の普段と違う面が上手く描かれていたと思う。 |
12 | 特命係、最後の事件 | Masa.Hさん 閣下役の長門裕之氏ほど悪役が似合う役者はいないと思った。ゾウさんの歌を歌う姿が特に印象に残った。それだけに釈然としない結末になったことが残念。 かいさん 私はまだ学生だが、社会人として組織(この作品では官僚体制や警察)の中で職業倫理や自分の価値観を貫き生きることの難しさをこの話で教えられたような気がした。「閣下」の犯罪に対し保身のために目をつぶった外務省の人々や、「閣下」の告発を諦め取引の材料にしようとした小野田、可能性は少なくても「閣下」の犯罪を立証するために戦い抜く決意を固めた特命コンビ、三者三様の選択が印象に残った。 |
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