相棒(3)

思い入れ文


LAST UPDATA:2005/7/4



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話数 新聞用タイトル 思い入れ文
1 双頭の悪魔 ぼろくずさん
首を長くして待っていました!いやー、どれだけこの日を楽しみにしていたか…でも、本当に私は1st・2ndとも見たことがないので正直に言うとついていけるかどうか不安でしたが、その点は杞憂でした(笑)。いやー、水谷豊さん…“渋いオヤジ”ぶりを全開させていました!本城慎太郎の面影を一切感じさせない新たな刑事像に、この“杉下右京”がランクインしそうです。寺脇康文さん、そして高樹沙耶さん…本当に『刑事貴族3』の同窓会なメインキャストですね(笑)。ストーリー展開には、随所に政界…いや、中央官僚に対する皮肉じみたメッセージを読み取ることができました(合っていますか?/笑)。私、実はこういった展開…というか、中央官僚は嫌いなので目指そうという気を起こしていませんでしたが、ますますそうさせてしまいました。もともとなれるとも思っていませんが、万一なれるとしても目指すことはないでしょう…改めて、私は決意しましたね(笑)。ただね…津川雅彦&竹中直人の両氏、この2人がウザイ!非常にウザイ!もっと替わりはいないのか!…そこだけが少ないマイナスポイントです、ハイ(笑)。
2 双頭の悪魔U〜墜天使〜 ぼろくずさん
2時間で事件解決とはいかず、更なる続編へと突入したわけですね。私、オープニングのベース音が気に入ってしまいました(笑)。「そろそろ行きますか…」って、右京さんが渋い…渋すぎる!水谷豊さんって、本当に演技力の幅が広い役者さんだったんですね。それに、あんなにハマるなんて…そりゃ『刑事貴族』シリーズを知らない人たちだと、あれが水谷豊さんの役どころのイメージに固まってしまいますね。わかりますよ、それ(笑)。この展開は中央官僚への批判もあるようですが、私としては政界に対しても批判的に考えているのではないでしょうか?まあ、局が局…テレビ朝日だからその点もあるようですが(笑)、脚本家やスタッフの意思発信でもありましょうね。自分にとって都合のよい人事を企てる…ここの中では右京さんをさらに左遷させたりとか(あ、もう懲戒解雇しかないか?/笑)、平気で人を貶めたりとか、あとは自分の都合の悪いときには健忘症を装うとか。こんな世界が現実だとすると…本当に嫌な世界だ、私の肌には合わないな(笑)。でも、そんな世界をもろともせず、毅然と立ち向かう右京さんに惚れそうな自身がそこにいます(爆笑)。でも、一連の事件のキーマンと目された片山の秘書が、刑事を振り切って制服警官の指定拳銃をむりやり抜いて自殺完遂とは…これは全くの予想外でした!また、ところどころで笑える要素も交えているのも、一種の効果をよんでいるものと思います。右京さんの癖っ気とか、右京&薫コンビの絶妙さとか、「所轄の亀山!」と何かと邪険にする2人の本庁刑事と薫とのやりとりとか…いやー、ここまで本気な刑ドラを見たのって、実に何年ぶりの話なのでしょう?正直に言えば、竹中直人さんは意味不明な存在です…言ってることとやってること、ツッコミどころ満載(笑)。津川雅彦さんはですね…内閣官房長官・朱雀の役を演じられた人よりも、演技がうわべすぎます。もっとほかに瀬戸内元法相役のできる人はいなかったんですかね?せっかく、木村佳乃さんが演じられている若手国会議員・片山雛子のうさんくささにハマろうとしているのに、この2人で帳消しですね。そこが非常にもったいない!
3 双頭の悪魔V〜悪徳の連鎖〜 ぼろくずさん
この『双頭の悪魔』、シリーズ化していますね…総計4時間分、か。「長かったですね…」右京さんの台詞口調で言ってみました、私の心情を(笑)。やっぱり片山雛子…この女は、うさんくささ全開ですね(笑)。薫の推理も、右京さんからすれば「的外れですね…」とでも言いたそうな反応を返すのみ、口から直接言わないだけで…なんか、切れ者っぽくてキザっぽくて好きだなぁ〜!でもさ…片山雛子、アリバイを聞いているのに「お答えする必要はないかと」って、これもまた怪しさ全開ですね。でも、右京さんは「誘惑のみで殺すことは不可能、不意打ちで延長コードを使って殺した」と思っているようで…はい、ここで薫の推理は大ハズレです!(爆笑)薫と美和子って、同棲関係だったんですね…あ、最初から知っている人にとっては、別にビックリすることでもないみたいですね。右京さんとたまきも、離婚後もその料亭で互いに語り合う姿を見せているってのもまた1つの謎ですね…解き明かす必要があるようだ(笑)。やはり、秘書は自殺するつもりだったんでしょうね…遺書を瀬戸内元法相宛に送ったのもその証だけど、片山がますますうさんくささを出してきたぞ、オイ!それにしても、やっぱ私には中央官僚の体質が好きになれるものではないと確信できます、ハイ(笑)。ま、政治家に対しても同じことが言えますけどね…現実に、内閣官房長官が首相補佐官を殺害したとなると、一大事ですよねぇ〜!(爆笑)
4 女優〜前編〜 かいさん
免職の危機なのに再就職の話も蹴って泰然としている右京と、本人に代わって免職撤回に奔走する薫に笑ってしまった。羽田美智子の演技は相棒には合わないのではと思っていたが、実の父親の愛人にされていたという動機には驚いたし、自首前に「繋がっていたい。」と特命係立会いのもと共犯者と結婚する場面は良かった。あと、薫を怒らせてしまった右京が翌朝薫の家の前で立ちすくんでいる場面に可愛らしさを感じた。
5 女優〜後編〜
6 第三の男 かいさん
どことなくかつての薫に似た猪突猛進な特命係の新人、陣川。陣川と子供の様に喧嘩する薫とその様子を一歩引いてどこか楽しそうに見守る右京が笑えた。最後に、移動になってもなお特命係に事件を持ち込んでくる陣川と、薫に陣川を押し付けて逃げ出し、外で笑みを浮かべる右京がよかった。珍しくコメディタッチの話で面白かった。

ぼろくずさん
特命係に3人目のメンバーが来るんですか?と思ったら、もう来ちゃってるし…陣川さんが(笑)。しかも、薫より年下なのに警部補だから角田さんにネタにされてるし(爆笑)。さらに、特命係の存在を全く知らなかったので「マジかよ〜!左遷かよぉ〜!」「マジだよ〜!左遷だよ〜!」と酔ってしまって暴走するし…ま、そりゃ2度も誤認逮捕じゃあ〜ねぇ〜(爆笑)。宝石強盗事件で、被疑者[ホシ]に似た女を張り込むことになったのですが…一歩間違ったら“覗き”ですよ(爆笑)。薫も張り込み方法について意固地になってしまってるし(笑)。といいますか、薫と陣川のやりとりって…漫才コンビのように映るんです、冗談ぬいて(爆笑)。その疑惑の女・千葉ハル子が現れます。と思ったら、うどんの味の違いで大阪人だったって!しかも寝屋川市って、相当なまた…と思いきや、このシーンを寝屋川市民の方が見ていたらどんな感想をもちますかねぇ〜!というか、麻薬取締官らしき男なんですけど、厚生省じゃなくて今は厚生労働省ですがね…右京さんに訂正されていましたが、3人に追われるような理由が…って嘘だったんかい!(そりゃ間違えるわ。/爆笑)「都内のラブホで、中年男性の連続殺人事件が発生した」と、鑑識の米沢から知ったわけですが、薫の的外れ推理ショーではぐらかされる羽目に(笑)。陣川に連絡しても無視されるし、散々な目に逢ったとでも言いましょうか?それでも徐々に核心が見えてきそうな感じにはなっています。やはり、犯人は千葉ハル子だったということか…というよりは、ハル子の女友達2人が犯人だったということですね。「人権侵害で訴えるわよ」「いい加減にしなさい!貴女たちに、“人権侵害”などと言う資格はありません!」今回の名台詞、決定です!コミカルに見せかけて、シリアスなところはシリアスに決める…最高です!今回のメインゲストは原田龍二さん(陣川警部補)と遠藤久美子さん(千葉ハル子)…なかなかにいい回でした。『相棒』シリーズに出逢えて良かった…そう、確認できる回でした。ま、“第三の男”は一発限りということで(笑)。
7 夢を喰う女 ぼろくずさん
“白紙の本”が意味する、今回の連続殺人事件…殺された2人の共通点が“自伝”…そのための本を借りていたことが判明し、右京さんは重点的に図書館で調べ物を!そこで、図書館司書・めぐみに対して自伝を熱く語っていた老人に、早速潜入捜査を敢行することに!「人の人生は1冊の本と同じ」か…言われてみればそうかも?キーマンというか、容疑者ともいえるめぐみ…例の自首マニアといい、急転直下とも言える展開でした。口述筆記を担当するめぐみと老人の関係…犯人の場合は、ストーカーとも言えるものでもありますけど。「最も邪悪な顔を人間もまた、天使の顔をしているそうですよ」…右京さん、今回の名言です!

かいさん
退職者に自伝を書くことを勧め口述筆記料として大金を騙し取ることを続ける女と、彼女こそ自分の孤独の理解者と思い込み嫉妬しあう退職者たちの中で起きた殺人。事件が終息した後も男達を食物にし続ける女の姿と、新たな事件の予感を残して物語が終わる後味の悪さは、久々にこれぞ相棒!という感じだった。あと、花の里で元カノと元妻に「男ってやつは・・」といわれ放題な薫と右京には笑った。
8 誘拐協奏曲 ぼろくずさん
まさにタイトルどおりと言える回でした。前社長・前田氏の失踪に端を発し、尾藤イサオさん演じる現社長・今井ほか怪しげな雰囲気が、私にとって「この『相棒』という作品は“新世紀型刑ドラのパイオニア”な作品だ!」と、ますます実感させる回でもありました。前社長は独裁要素あり、失踪後の不可解な人事、筆頭株主たる若年女性の謎、人間の果てなき欲望・野望への“皮肉”…いわくありげな雰囲気を最初から醸し出していたとおりの展開でした!最後の右京さんの「紅茶には精神安定効果があります…今の皆さんにはピッタリですよ」「今夜の紅茶は苦いでしょうねぇ」…この2つが今回の名言です。

5642さん
舞台版「相棒」をやったら、こんな感じと思える内容でしたね。謎に謎を重ねた事件。犯人らの認識の甘さによって、本当に「ドロドロ」とし、「墓穴を掘った」。一体、2つの謎の事件の罪を含めて、「誰が一番悪い人なんでしょう?」と考えてしまいましたね。そんな犯人らに、杉下が「紅茶のリラックス作用」に引っ掛けて皮肉を言うシーンは良かったですね。
9 潜入捜査 かいさん
右京の警備員姿(男達の旅路?)、角田の釣りルック(ドクターコトー?)、潜入捜査に失敗し警察に逮捕された右京の姿や右京の梅干嫌いなど、笑えるネタ満載の回だった。ラストで、自殺した仲間の敵討ちとして犯罪に走った潜入捜査官を公安の特殊部隊が始末してしまう展開は「ケイゾク」のスイープを彷彿とさせ、やりすぎではないかと思ったが、最後に始末された捜査官の本名は?と右京が聞き、小野田が知らない、と答える、殺された捜査官が警察の駒でしか無かった結末が悲しかった。
10 ゴースト
11 ありふれた殺人 かいさん
20年前に女子高生を殺した犯人が自首してきたが、既に時効を迎えているため、犯人は名前を公表されることも処罰されることもない。被害者の遺族が犯人の名前を教えてほしいと警察にやってくる。型どおりに事を済ませることしか考えない上層部、時効制度の限界を感じつつもせめて遺族には誠実に対応しようとする右京、被害者への同情心との狭間で苦悩しつつも最後「(犯人は)教えられません!」と言い放つ薫。普通の刑事ドラマだったら都合良く救済が用意されているのかもしれないが、この話の遺族夫婦に救いは来ない。ただ、夫婦が薫が苦しんでいるのを理解したことがせめてもの救いだったと思う。
12 予告殺人
13 警官殺し かいさん
この回は1の「下着泥棒と生きていた死体」と台詞や状況を対応させているように感じられた。再び起こる警察官による過失致死事件の隠蔽。それにより加害者の警察官は自殺してしまう。1のエピソードよりも、警察内部での手柄争いと責任の擦り付け合い、ネタをもらえなくなることを恐れ警察に追従するマスコミなど、事件が多角的な側面から捉えられていた。1では事件の残酷な結末に落ち込むばかりだった薫が、今回は「正義」の残酷さを引き受ける強さを見せていた所にキャラクターの成長を感じた。
14 薔薇と口紅 5642さん
「名門校の幕引き」。もうすぐ創立者の手から離れる、名門女子高。幕引きだけは、美しくしたい。ところが、発覚した一人の生徒の不祥事。それが幕引きを全く違うものにしてしまった感じにした。「生徒を守りたい」というより、「学校の伝統を守りたい」。その考えが美しく終わろうとしたものを汚してしまった。そんな感じのする話でした。
15 殺しのピアノ 5642さん
「音」に自らの人生を賭けた犯人。しかし、「音」によって自滅する。犯人が失ったものは「音」だけでなく、「誇り」もだった。「敏感」な犯人を巧みにつき、「ボロ」を引き出させる杉下の駆け引きの上手さが目立った感じでしたね(今回は、亀山の存在が薄かったです)。しかし、杉下は何でも知識が豊富ですね。
16 人間爆弾 5642さん
栄一《マギーさん》と、亀山&杉下の久々の再会。しかし、「こんなことになっちゃいました」と栄一の言うとおり、とんでもない現場で出くわすことになってしまいましたね。さらに続く第2&第3の事件を遠隔操作で操る犯人の正体。背景にある「失敗したイベント」。そこまで見てしまうと、第2&第3の被害者が許せない部分もありますね。でも、一番かわいそうなのは栄一だったのかなと思います。狙われたというより、裏切られたと言う感じの方が強いようですからね。
17 書き直す女
18 大統領の陰謀
19 異形の寺 かいさん
あれだけ大きな前振りだったのに最終回がそれと全然関係ない話とはと思いつつ、高橋由美子の熱演に引き込まれた。姉への愛情と、「女になりたい」思いから姉の遺体を捨て姉の戸籍を利用してしまった罪との狭間で苦悩し尼になってしまった「青年」の贖罪の決意と、美和子との関係を一度清算する決意を固めた薫はどちらも立派だったと思う。青年の世話になっていた庵主が青年の生き別れの母親だったとはやりすぎのような気もするが、彼の自分がトランスジェンダーであることへの「どうして普通に産んでくれなかったの。誰のせいでもない。でも私のせいでもないよね。」というような台詞は、時に自分では責任の取れない何かに翻弄されつつも、その事を引き受けて生きていかなければならない人間を描いてきた「相棒」らしい台詞だと思う。



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