はぐれ刑事純情派(13)
思い入れ文



話数 サブタイトル 思い入れ文
1 長崎平戸、オランダ橋の女!
夫を尾行する妻の秘密…迷走する家族!?
2 未練のラーメン!?別れた妻へのプロポーズ! 5642さん
歩道橋でお金をバラ撒いた男・杉田《左とん平さん》。その目的は、彼が金を工面するために同情をひいて、金を工面しようとした妙な作戦だった。家族を取り戻すために「金に執着する」杉田に、人情を見せる安浦刑事。それは、「人間不信」となる過去を持つ杉田に、立ち直るきっかけを作らせようとする安浦の優しさだったんでしょうね。
3 妊娠3ヶ月の投身自殺!?神田川を唄う女 5642さん
被疑者の男に一途な思いを寄せた女性・千恵の「悲しい嘘」。愛した人間を罪人にしたくないと思う気持ち。しかし、被疑者は「その一途さ」に脅えた。相手に受け入れられないことが悲しく感じました。そんな千恵に恋をした野田刑事。だからこそ、安浦刑事と共に事件の真相究明に執念を燃やした。結果は、彼にとって残酷なものだったのかもしれない。でも、納得のいった内容であったのかもしれませんね。
4 うなぎの味は親子の絆!?婚約者を売った女 5642さん
3年前の消せない過去、ひどい目に合わされた自分を守るためにした事(タレ込みや正当防衛の行為)。しかし、世間はそう見てくれない。だから、逃げるようにその場を去ること。これが、事件の鍵を握る女性・悠里子の考えだった。しかし、「逃げる」ばかりでは自分の幸せをつかめない。耐えて踏ん張ることも必要になってくる。でも、どうやったらいいのか。その答えが見つからなかった。しかし、働いている鰻店の主人は過去を受け入れ、支えてくれる存在。さらに、主人の母は家族を「捨てた」という経緯がありつつも、捨て身で自分を守ってくれた。自分を想ってくれる相手がいたということ。それは、彼女にとって大きなものだったと思います。安浦刑事は、事件を通して、その人間関係を取り持つような感じで、良かったと思います。
5 8年間騙された妻!?秘密のラストダンス
6 夫婦で偽証!?行列のできるギョーザ屋! 5642さん
お互いに「配偶者がやった事」と思い込んでしまったことが、捜査を混乱させてしまった。この餃子屋の夫婦の無実を安浦が信じたのは、「グルメ誌に掲載されたからといって、味に決して手を抜かない」。その努力を惜しまない姿に嘘はないと感じたのではと思います。
7 安浦刑事が目撃者!死体が歩いた!? 5642さん
「自分のことしか考えない」、それは世代を問わず多くなっていく世の中。それを表したような話でした。この話で言えば、被疑者は「自分のことしか考えず、人として絶対やってはならないこと」をし、また、被害者の息子・一紘は「父親の遺体引き取りよりも、自分の就職試験を優先」しようとした。そこまで大事なものだったのでしょうか。安浦刑事が怒るのは無理ないなと思いました。一紘に「(希望する)大会社だけが世の中を支えているのではない。金にならなくても、やりがいのある仕事を」と語った安浦。その言葉は、刑事としてでなく、父親の立場としてだった。「働く」ことに対しての安浦の言葉は、一紘を大きく変えるきっかけになったのではないでしょうか。
8 安浦刑事が漫才師に!?泣き笑いの女! 5642さん
タイトル通り、安浦刑事が漫才をします。その理由は、事件解決の鍵を握る漫才師志望の女性・珠子から供述を引き出すためにやったことでした。漫才の指導を里見刑事が教えるシーンがあるという、珍しいシーンがありましたね(里見を演じる、ぼんちおさむさんが漫才を熱く語るというシーンや、エリとユカが漫才をするシーンも)。内容としては、「人はどんなにつらくても、笑ったら元気になれる」。過去の経験から母親を幸せにするために漫才師を志した珠子。しかし、それだけで食えるまでにまだ程遠いことから、いろんな仕事をして金を稼いでいた。しかし、母親にも言えない仕事をしていたため、それが事件の引き金となってしまった。母親もまた、珠子の幸せを願っていた。それが誤った形として出てしまった事件。そういう意味では、笑いに隠された悲しい話だった感じがしました。
9 匿名電話の女!足音がアリバイ!? 5642さん
足音がアリバイの証明となるか。たとえ正確なものだったとしても、証明にならないのかもしれません。では、安浦刑事がなぜ信じたのか。匿名電話だったとはいえ、女性が何度も掛けて来ること。それを信じたのかもしれません。一方、匿名電話の女性・恵子と、彼女が無実を証明した男・河田。この1組の男女の仲を取り持とうとする安浦が、また良いんですよね。
10 襲われた女子大生!殴られ屋が殺人犯!? 5642さん
「殴られ屋」という職業をする男・大地。嫌な事の憂さ晴らしに垣間見える人間の苦労が勉強と感じる。安浦刑事じゃなくても、理解できなかったです。しかし、大地の本心は「思い通りにならない物事が進まない苛立ち」。さらに、苦労の感じ方にも経験の無さが出ていたのではないでしょうか。そんな彼に、安浦が殴って言うシーン(このシーン自体、珍しいのですが)。彼の父親の生き方「物事を途中で投げ出さないこと」を安浦が代わって教える。彼にとっては、重みのある一撃だったのではないでしょうか。
11 善意が生んだ殺意!?急行電車を停めた男! 5642さん
一つの行為が、「様々な人に影響を与えてしまう」。そのことを忘れてはいけない、というのが今回の話だったように思います。「急行列車の緊急停車」という車掌の善意の行為。産気づいた1人の妊婦を救うも、一人の男が職場内定を取り消された。「皆がその行為を褒めているわけじゃない」。被害者が1つの善意だけにとらわれてなかったら、自らの死は防げたのかなと思いました。
12 学級崩壊殺人!?里見刑事の息子が犯人? 5642さん
「疑うより、信じて欲しい」、容疑をかけられた息子・佑介と父親である里見刑事の間に流れた気まずい空気。血のつながらない親子関係。なかなか上手く行かないという部分が表れていたように思いました(同じような安浦家は、すごく上手く言っているという事か)。一方、事件の背景にあった「学級崩壊」。教師の理想と現実、ずたずたにされたプライド。それに対して、刑事がこういう問題を注意できるような時代ではない。それだけ警察の威信も失っているのかもしれません。しかし、ただ黙って見過ごすわけには行かない。悲惨な現状を止めようとする意思と努力が必要。それは、警察も教師も一緒だと思うんですよね。そういう事を感じさせられた話だったように思います。
13 死人が殺人!?夫に逃げられた女! 5642さん
法律上は死んだ(失踪して7年間経つと、そうなってしまう)男・植村二郎。しかし、妻は何年経とうと帰りを待ち続ける。夫婦って、表面的なものだけでは語れない関係なのかもしれない。そう感じた話でした。「梅干」がつなぐ夫婦の、かろうじてある絆。それは、梅干を作る農家である妻の実家に申し訳ないと思う気持ちが夫にあったのかなと思います。その夫婦関係を何とか修復しようと、事件を通じて関わった安浦刑事らが手助けするラストの場面が良かったです。
14 花に殺意を!?嫉妬する女! 5642さん
「夫婦だから、夫のすることは何でも分かっている」つもりだった妻が、夫の知らない部分を知ったときのショック。それは計り知れない大きさであり、事件へと発展してしまった。そんな感じの話でした。いつものように安浦ではなく、田崎刑事が捜査の展開に「待った」を掛けた。それは妻と同じ女性だからこそ分かった「勘」であり、安浦らもそれに賭けた。それが上手く行ったという印象でしたね。
15 安浦刑事が女になった!?母と娘の秘密! 5642さん
300回記念となった今回の話が、「安浦刑事の女装」。ものすごくインパクトが大きかった気がします。安浦としては女装するのと、女装姿を「さくら」のママや娘たちに見られるのと、どっちが嫌だったんでしょうね。内容としては、1組の親子に対する「悪い取立て屋といじめの代償」。お互い自業自得というか、「悪いことはするものじゃない」。そんな感じがします。
16 バス停を盗んだ女!500メートルの愛!? 5642さん
「外見をブランドで着飾る」。ブランドが好きというより、周囲の見る目を気にしている。安浦刑事が偶然出会った女性3人組に対する印象は、そんな感じだったのではないでしょうか。しかし、その中の一人・友美は違っていた。事件の捜査を通して分かったこと、それは子持ちの男・飯村に対する「変わった愛情表現」。叶わぬ恋と分かっていながらも、何かで表現しようとする友美の行動は、周囲の目を気にしない素直な気持ち。安浦はそう感じたのでは。もちろん、やった事(本件とは別の件)はいけないことなのだが、安浦は何か叱れない部分があったのかなと思います。
17 ニセ安浦刑事が殺人!?横恋募された女!
18 代行殺人!?覗かれた女 5642さん
「会いたいけど、会えない」。家族を捨てた父と、父に捨てられた家族。それが事件によって偶然再会する。絆は切れているようで、そうではなかった。お互いを守るという姿となったのは、その表れであったと思います。悲しい形での親子の再会、その重苦しい雰囲気を何かの形で救ってあげたいと思う安浦刑事のやさしさが良かったです。
19 夫がチカン!?噂を流された女 5642さん
「心ない行為が、人を傷つける」。一方的な腹いせで他人が迷惑する、そのために周囲が「いわれのない仕打ち」に遭う。人が絶対してはならないこと、話を見てそう感じました。「不当逮捕」に、当事者の家族が出来ること。それは「信じる」。ただ、それだけなのかもしれないが、続ける事は難しい。でも信じ続ければ、「信じて捜査する」安浦のような刑事もいるのだから、望みがあるのかもしれない。しかし、信じるのに疲れてしまえば、今回のような事件に発展してしまうのかもしれない。その差は小さいようで大きい、そう思いました。
20 殺人アリバイの謎!面会を拒んだ女 5642さん
元被疑者・涼子《立河涼子さん》と刑事・田崎の関係。涼子を本当に更生するために、あえて突き放す。「頼られることより、距離を置くことで涼子の人権を尊重する」、田崎が考えて出した結論。しかし、涼子は「見捨てられた」と解釈した。寂しさが生んだ二人の距離感。それを安浦刑事が救っていく。「人は見た目や言葉だけでは判断できない。表立ってやる事だけが優しさではない」、彼は涼子にそう言っているように思えました。
21 真夜中の連続殺人!頭に来る女!? 5642さん
「人間は外面だけでは判断できない」、別れた夫婦の見た目じゃ分からない何か。娘のためにはどちら側に付く事が幸せなのか。しかし、「娘のため」というよりも「自分(親)のため」を優先してしまう。そんな事件の話でした。安浦刑事が「人情や優しさ」を事件関係者の女性・千佳に否定されながらも、見せ続ける理由。それは千佳が本心で言っていないことに気付いていたからでしょうね。
22 笑う死体!?愛を二度横取りされた女! 5642さん
妹の略奪が生んだ姉の「人生への歪み」。「自分が愛している人だけは・・・」という焦りが事件につながった、そんな内容の話でした。危機感がそうさせてしまったわけですが、「最後まで(相手を)信じてあげて欲しかった」と言う安浦刑事の一言。結局それしか方法がなかったのかと思うと、つらく悲しいですね。
23 少年が見た母の犯罪!?駄菓子屋の女 5642さん
身内の死、つらい過去が2人の女性(駄菓子屋の女主人・鈴代と、慶子)の人の付き合いに影響を与えた。1人は温かみを感じ、1人は冷たさを感じる。でも、どんなに温かみのあることを見せても、冷たさを感じる人にとってはそう感じない。それは、過去の経験に対する危機感である。しかし、そればかりを考えていては、人生を過ごすには暗いものとなってしまう。安浦刑事は「冷たさ」を感じた慶子に対して、その加減を軽減させたかった。それが安浦なりの「温かみ」なのだと思いました。
24 ペット虐待殺人!?捨てられた女! 5642さん
寂しさを紛らわせるために、「犬を虐待した」少年。逆に「捨て犬や迷い犬と暮らす」女性。犬に対する接し方の違いが事件を生んだ。事件は単純な誤解に過ぎない、その誤解が取り返しの付かないような大事になってしまう。今回の話はそういう印象を受けましたね。
25 津軽海峡、さいはての母!息子は殺人犯!?
東京−青森−龍飛岬、
犬だけが真実を知っていた…
26 ずぶ濡れの女!?遅すぎた再会! 5642さん
家族よりも仕事人間だった被害者が、築き上げたすべてを失ったような状態になって、別れた家族に償いをしようとしていた。しかし、そのやり方が分からず、「もう一歩」ができぬまま、事件に巻き込まれて死んでいく。そんな不器用な父親像を見た話でした。断絶していた感じに見えて、実は「もう一歩、お互いに歩み寄れば修復できそうな」親子関係。修復の仕方はいろいろあるが、形ではない何か。「形が悪くても、気持ちが通じれば何とか上手くいく」、そういうことだったのかなと思いました。
特番 飛騨高山、白川郷に消えた女
安浦刑事が誤認逮捕で辞職の危機!?
夫婦の絆を断ち切る巨大な殺意の罠!



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