はぐれ刑事純情派(16)
思い入れ文



話数 サブタイトル 思い入れ文
1 安浦刑事、怒りの大捜査線
娘の恋人・山岡刑事、殉職す!
太田健司さん
山岡刑事の城島茂さんが4年ぶりの出演で八王島で警部生活の成長ですよ。そして、娘のユカの小川範子さんとの再会かなと思うがまた遅れ安浦刑事と再会は喫茶店でコーヒーを飲んでの話です。山岡刑事は夜の捜査で必死に犯人を取ろうとしたらナイフで刺してしまい殉職これを見た安浦刑事が怒りの心頭な顔を見せていました。城島さんと小川さんの二人ははぐれかなと思いますが、昔学園ドラマ明日に向かって走れで駅伝部を活躍するドラマに出ていました。
2 覗かれた母の交換日記!月の沙漠殺人事件 5642さん
夫の不審死に疑問を持つ妻。背景に、大手スーパーと競い合う小さな酒屋の苦悩。そして、それをまぎらわす夫婦の交換日記。2つのことを犯人にまんまと利用された姿が浮かび上がる。犯人に対しての安浦刑事の怒りは、被害者が騙し取られたお金以上に、そのことがあったのだと思います。それにしても、「事件関係者のプライベートを、刑事は冷静に見守る。クールに事件を解決することが、結果として関係者の心が救われる」。この言葉を林刑事が五十嵐刑事に対して言ったシーンを見て、林刑事の成長を感じましたね。
3 赤ちゃんが消えた!?人殺しと呼ばれた男 太田健司さん
元光GENJIの大沢樹生さんが赤ちゃんの父親ぶりの演技は面白いそしたら、赤ちゃんが行方不明大沢さんの父親役ぶりは怒りが収まらず、そして、帰ってきて無事でしたよ。ご機嫌と撮った父親役の大沢さんはラーメン屋で頑張っていることだ。

5642さん
子供が育つにつれ、父親としての自覚が芽生えてきた男性・勝也《大沢樹生さん》。勝也を不安視し、自分勝手に見える親切をしてしまう妻方のおば。「2人の意欲は分かるが、空回りしてしまう」。それが事件の遠因になってしまう。どちらも責められるべき点はあるも、「いろいろなタイプと付き合っていくのが大人」と安浦刑事が言っているように、そんなものなのかもしれない。ただ、それぞれ「人に対する気遣い」が必要なのかも・・・と思わせた話でしたね。
4 わが子を叱れない!殺意の家族写真 5642さん
「悪い事をした、わが子を叱れない親」。叱らなければ、親と子の関係は落ち着けるのだろうか。でも、結局は解決にはならない。叱る事は馬鹿にする事ではない。親が「良い事は褒め、悪い事は叱る」ことで、子供は良い事と悪い事の区別を勉強していく。だからといって、必ずしも親が優秀だというわけではないが、子供には良い人間になってもらいたいという愛情が込められているのだと思うんです。子供に優しくしたり、厳しくしたりする。どんなに時間がかかっても、子供はきっと分かってくれるはずと親は思っている。それが他人ではなく、親子という関係なんだろうなと思います。今回の話で、親に叱られなくなり、見捨てられたと思う少女に、わざと突き放す態度で接した安浦刑事の辛口人情。その態度に、「親の愛情に似たもの」を感じた気がしました。
5 夫と子供を返して…完全犯罪トリックを崩せ! 5642さん
「心の目で見続ければ、必ず真実は見えて来るはず」、安浦刑事の受け売りで話していた林刑事。その言葉を証明するような事件解決の話でした。1か月前の正当防衛事件による逆恨みの犯行と見えた今回の事件。被害者の反応が変だったことから、1か月前の事件を洗い直す安浦たち。当時の供述や目撃証言を調書だけでは判断しない。心の目で見たからこそ、出てくる本当の真実。さらに、心の目で見るからこそ、情けをかけられる。そこに、「心の目」での捜査の意味があると思うのですが。
6 潜入捜査!故郷を捨てた男と女 5642さん
犯人逮捕の鍵を握る女性に手こずる安浦刑事たち。その突破口は「亡くした子供の親」だった。「子供を亡くした」ことでおかしくなった駆落ちの男女。確かに一方による過失の事故だったかもしれない。だからといって、それを全部悪くなった理由にするのは間違い。訪れた不幸を2人で支え合って、乗り越えていかなくてはならない。「支え合う」事を忘れたことが、一組の男女を変えたのかもしれませんね。被害者の父親が事件を解決して欲しいとビラを撒く姿を女性に見せることで、何とか突破口を開く安浦刑事。林&五十嵐刑事の潜入捜査という変化球タイプの方法よりも、女性の心に訴えるような直球タイプの方法でなければ、心を開かない。そう考えた安浦の判断の変化が、実を結んだと言っていいのではと思います。
7 悪質商法殺人!安浦刑事を騙した女 5642さん
「悪質商法」。テレビや新聞で報道され、注意はしていたはずなのに、集団心理などによって、被害者になってしまう。でも、「だまされる方が悪いのではなく、だます方が悪い」。人をだます犯罪、それは罪以上に人を悲しませるということ。罪を犯して、「恥ずかしい」と思わなければならない。安浦刑事が事件を通して、ある嫁と義母に関わったことで、嫁の「だましたい」気持ちを直していく。林刑事を上手く利用した説得方法だったですね。
8 新人女性刑事の恋人が犯人!?倹約殺人! 5642さん
五十嵐刑事の元・恋人であった男・西山《丹波義隆さん》に容疑がかかる。「別れた恋人と事件を通じて、再会する」。五十嵐にとっては、刑事と元・恋人としての気持ちが両方入り混じる。今回、捜査のコンビを組んだ田崎刑事は、そんな五十嵐を上手くサポートしていたような気がします。一方、事件としては「思いやり」を形にできるか。元・恋人にしてみれば、血のつながらない子供の喜ぶ形にしたいからって、「やって良いことと悪いこと」ぐらいは分かるはず。犯人にしても、「思いやり」の気持ちはどんな形でも持つべきだった。そうすれば、事件は防げたのかもしれませんね。
9 娘よ!最終バスを盗んだ父と母 5642さん
「我が子の存在」。家族にとって、どの位大事だろうか。それを問い直す意味の話だったかなと思いました。娘を不慮の事故で亡くした両親。拭いきれない悲しみが、隣家の「ほったらかされた」子供に愛情を注ぐこととなる。しかし、隣家の「心無い言葉」が相手を逆上させてしまう。逆上してしまったということは、それだけ子供に愛情を注いでいたということなんですよね(犯行はもちろんいけない事なんだけど)。だけど、目を離してしまったことで事故死した娘。その分、子供に対して、かなり大切にしているという事ではないでしょうか。被疑者を逮捕する際に、思い出の残る「バス」を無理やり貸し切った安浦刑事。「思い出の前で嘘は付けない」という判断があったのかなと思います。
10 狙われた六月の花嫁
11 安浦刑事人質事件 ケンジさん
ゲストの国広富之さんといえばトミーとマツのトミー刑事の情けない演技は、けっこう良かったですよ。そして国広さん演じた宮崎生まれのタクシードライバー役が宮崎の郷土料理の店で安浦刑事を人質で家族のビデオのメッセージを伝えたかった話です。

5642さん
次シリーズからのレギュラーである、国広富之さんがゲスト出演している今回の話。役は次シリーズの須藤刑事とは違った、頼りないタクシー運転手の役。その男がある事から事件を引き起こしてしまい、さらに自分の過失を認めたくない相手の嘘によって凶悪犯にされてしまう。追いつめられた被疑者の男の言葉を信じた安浦刑事、それが事の真相と事態の悪化を防いだ感じがしますね。
12 誤認逮捕が悲劇を生んだ!2300万円の殺意!? 5642さん
誤認逮捕したことに対する償い、元・警官の松田《そのまんま東さん》が感じた強い責任。しかし、それは犯罪に加担することではない。つまり、償いにも限度があるということ。確かに、今回の事件の被疑者にとって誤認逮捕で人生は狂わされたのかもしれない。しかし、それ以降起こった全部の責任を元・警官に押し付けていいわけじゃない。元・警官も、自分に自信も誇りも無くしていたからかもしれない。でも、警官を辞めたからといって、正義を捨てる必要は無い。そういう事なんですよね。でも、今回は被疑者に対して、安浦刑事的にもう少し怒りを出しても良かったんではと思いました。
13 秘密の指輪を持つ女 5642さん
「育ててくれた親に対して『親孝行』することは、家族にとってそんなに気まずいことなのか」。そう思わせる内容の話でした。今回の事件に関係する2人の男、母親のために何とかしようとしています。しかし、「家族に許可を取ることも必要だし、許可することも必要」。親のためなら、自分を犠牲にしてでもと思う気持ち。それだけ、家族を大事にしているという事で良いのではと思います。だけど、妻には理解されない(のかもしれない)では、悲しすぎますよね。それで、安浦をはじめ、刑事たちは怒ったのは当然かなと思いました。
14 1億円の悪女 5642さん
悼まれない死。そんな死は迎えたくないなと感じた話でした。昔からの因縁が犯行を生んだ。黙って犯人の犯行を見過ごしてしまうというくらい、被害者を憎む人間は多かったということ。「死」よりも「金」、通夜シーンを見てて嫌になってしまいますけど、これが不景気な時代の現実なのかなと思いました。
15 女子大生主婦40才の犯罪!時間差で死んだ姑!? 5642さん
嫉妬というか、女性心理が出ているような話でした。「知識がたくさんあったほうがいいのか」。昔のように夫と言い合いたかった、社会人枠で女子大生となった妻。社会の一線で働く夫と専業主婦である妻との距離。夫と言い合える部下の女性を見て、妻にとって焦りになっていたということでしょうか。そんな不安を周囲は分かってくれない。そこに悲劇が生まれた感じがします(直接的な原因はないにしても)。「頭が良いとかよりも、やりたいことができれば十分」と冒頭で安浦の娘・エリが語っていましたが、やりたいことを持つこと。知識を得ること以上に、興味を持って何かに取り組んでいれば、きっと自分にとって良い結果が得られるのかもしれない。そう思ってやったほうが気が楽なのかもしれませんね。
16 白昼の通り魔!星占いの女 5642さん
「人の命」と「仕事上の機密」。失ったものは取り返すことはできないことから、当然「命」の方が大事。頭では分かっているものの、機密によって失う将来を考えると、なかなか思い切れない。それが嘘の証言をしてしまうことになる。被害者である幼い娘にとって父の嘘は、計り知れない心の傷となった。では娘にとって、何が必要なのか?それは、「父親の立派な姿」だったのかもしれない。仕事での地位ではない、父親らしい姿。事件によって、父親を取り戻していく。そんな感じの展開がとても良かったです。
17 スキャンダル殺人!女性エリート官僚の裏の顔 5642さん
「仮面かぶっている気がする」。五十嵐刑事と友人でキャリア官僚の泉《若林志穂さん》が思った、「本当の自分に戻りたい」という願望。五十嵐は大阪弁をしゃべることで、知らず内に本当の自分を取り戻しているのかもしれない。一方、泉は金髪のウィッグを付けて別の女性に変身することで、戻りたい願望を満たしているつもりだった。しかし、本当に満足していたのか?結局は、自分の姿をまた装っていたに過ぎなかったのかもしれない。確執のあった父の変わろうとする姿や友人である五十嵐らに素顔を見せられない限り、「本当の素顔」になんて戻れない。そういうことではないでしょうか。一方、五十嵐は、安浦刑事の言う「事件を通して、人として大きくなれたのか?」。刑事として、友人として、泉と真剣に向き合ったことでまた一歩成長したのではないかと思います。
18 噂の殺意!?耳掃除が好きな女 5642さん
「店を長く続けるのは難しい」。時代に取り残されたのかもしれない。でも、守っていくのも勇気のいること。3代続く散髪屋。跡を継ぐはずの娘との関係も、誤解から上手く行ってない。事件を通して、安浦刑事も「古きよき時代が続かない難しさ」を感じたかもしれない。でも、「焦っては良い結果も得られない」ことをまた強く感じたかもしれませんね。。
19 表札マーキング殺人事件 ミニ豚を飼う女 5642さん
会社でリストラを担当する父。それがもとで、家族との確執。それが事件を引き起こした。リストラがどうとかの問題よりも、父親は会社の職務としてやっている以上、家族もある程度の理解が必要になってくる。家庭が悪くなったのは、すべて父親のせいだとする息子に対して、「甘ったれるんじゃない」と怒る安浦刑事の荒療治。犯罪を犯してしまった人物よりも、「誰のために罪を犯したか」。そのことを理解させるために、「口で言うより、行動で・・・」。それぐらいしなければ、効き目が無いかもしれないという安浦の優しさかもしれません。
20 おふくろさん殺人事件!?モノマネが暴いた真犯人 5642さん
「いい人が、いい人生を送れる世の中」。理想はそうあって欲しいけれど、現実は・・・。人間はもともと悪い人なんていないかもしれない。でも、自分の利益だけを考え、裏切ってしまう人間も少なからずいるという現実。しかし、何かがきっかけで、裏切っていた過去から更生していく人間もいるというのも、また現実なんですよね。何できっかけをつかめるかは人それぞれ。でも、その一つに家族という存在はあるのかもしれません。今回の話で出てきた更生中の男・山田《コロッケさん》を見ていると、そう思いましたね。
21 謎の落書犯!東京−富士五湖、樹海に消えた父 5642さん
「失踪した父親に対する、寂しさと腹立たしさ」。スクラッチ(引っ掻き傷)を付ける犯人である少年の心理状態。犯した罪が悪いことには変わりないが、心の傷を今のうちに治さなければ再び罪を犯してしまう。治すためには、父親の存在がまず必要。事件を通して、再び家族のもとへ姿を現した父親。自分が原因で家族が壊れたのに、「逃げる」ことが「家族を守る」ための手段とまだ考える父親。そんな父親に投げかける安浦刑事の辛口人情。でも、こうでもしないと、この家族は救えなかったかもしれませんね。
22 安浦刑事が殴った女! 5642さん
「誰でも良かった」。男から逃げようとする女に利用された夫と、十年前に男にだまされ、自殺を図ろうとした妻(その際に、安浦刑事が彼女の頬をたたいて、自殺を阻止した)。人を信じすぎるがために、罪を犯すともいっていい事件の話でした。被疑者に容疑が固まるも、逮捕状の請求をしない安浦。被疑者の気持ちを思っての、安浦なりの配慮。それは、自分を頼って来た被疑者だったわけですから、彼がそういった判断をするのは当然の流れかなと思いました。
23 田崎刑事が母に!?顔のない男  5642さん
父親による虐待の後遺症で、しゃべらなくなった少年。しかし、少年が描く「顔の無い男」の絵に、微妙な子供心が隠されている。「悪い思い出」と、わずかにある「良い思い出」。少年にとって、そのわずかな「良い思い出」が懐かしく思え、求めたくなる。しかし、現実は大人の都合によって・・・。でも、他人とは違う、家族だからこそやり直せると言う部分もある。本人にとって、「自分のことを心配してくれる家族がいる」、それだけでも立ち直るきっかけがあると思うのですが。
24 さよなら里見刑事!視姦!?覗かれた真犯人
特番 さよなら林刑事…生きるんだ!
東京-熊本-阿蘇山噴火口、
安浦刑事決死の潜入大捜査線
5642さん
林刑事《賀集利樹さん》が事件をきっかけに、山手中央署を去る話でした。事件の鍵を握る片倉淳子《吉本多香美さん》に、つい感情が入ってしまった林。そして、命がけで彼女を救おうとした独断行為。安浦刑事が彼のやり方を止めなかったのは、彼の刑事としての信頼だったんでしょうね。彼はその後、交番勤務への異動を申し出るのですが、ラストに「安浦が一目置く刑事になって、山手中央署へ戻ってくる」と言った一言。その言葉通りに、しばらく経って成長した林刑事も見てみたいなと思いました。



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