はぐれ刑事純情派(17)
思い入れ文


1st★ 5642さん


話数 サブタイトル 思い入れ文
1 能登和倉温泉に甦る親子愛…疑惑の再会 ケンジさん
山手中央署の里見、林刑事の2人が去ったはぐれ刑事に新たなメンバー登場で、須藤刑事(国広富之)さんと真木刑事(村上信五)さんがさらにパワーアップが期待されますね。国広さんは刑事ドラマも久々の緊張気味で、村上さんは、関西ジャニーズとして第2の山岡刑事を演じた城島茂さんのようにがんばってほしい。

5642さん
今シリーズから、須藤警部と真木巡査(第2話から出演)が新加入したわけですが、須藤がずっと以前から山手中央署にいたかのように思ってしまうほど、雰囲気に溶け込んでいた感じがします。内容としては、2話にわたる前後編です。欠陥住宅に対する怨恨による事件の捜査で、聞き込み先のうどん屋を営む本多夫妻の非協力的態度。それが、安浦刑事が夫婦に疑いを持つ原因となってしまった。第2話(後編)まで見た段階で思うと、この態度がなければ、初動捜査の段階から疑いを強く持たなかったかもしれません。それでも、本多夫妻の懸念が消えていたわけではなかったと思いますが。
2 能登和倉温泉に引き裂かれた親子愛の謎! ケンジさん
能登和倉温泉ロケ後編は、20年前に起きた子供の誘拐の小さな赤ん坊だったのに対して捜査の終わりの時効前かも知れないと思うが捜査も困難になってしまった。うどん屋の本多(仲本工事)さんと妻雅美(平淑恵)さんの夫婦の子供の娘祐子(前田亜季)さんの3人が幸せな家族生活していったと思ったたら20年前の誘拐された被害者の父浅井(中丸新将)さんの子供だったからいままでのことの生活はどうなったのかお詫びもしてもっと大事なことをずう〜と待っていたんですね。

5642さん
「法で裁けないものなら、心で罪を償うべき」。安浦刑事なりの「罪の償わせ方」が必要だったと思っています。「時効が成立したから・・・、今は幸せに暮らしているから・・・」などと思っても、本多夫妻が20年前に犯した誘拐罪が消えるわけではないし、被害者の娘を失った感情が癒えるわけではない。本多夫妻に本当の意味で反省を促すための償い、それは「誘拐した娘を被害者の元へ返す」。罪を償うことで最低限必要なことであり、被害者が味わった苦しみを実感させることが大事だと思います。しかし、安浦は本多夫妻に対して、甘かった感じがします。誘拐された娘・祐子の気持ちも大事ですが、だからこそ、本多夫妻をもう少し厳しい目で見てやるべきだったのではと思います。
3 ふしだらな女の秘密 路上で消えた犯人!? 5642さん
犯人・津山をかばう恵子に、津山の本心を彼女に直接聞かせたこと。酷にも見えますが、あれが安浦刑事流の辛口とも思える優しさ。「犯罪以上に、従順な彼女を利用した津山が許せなかった。だから、彼女の目を覚まさせてやりたかった。」、その考え方は「刑事としてより、父親のような」感じだったかもしれませんね。
4 三毛猫は見た!狙われた駐在さん 5642さん
安浦刑事の同期で駐在の警官e切心が、犯人には伝わらなかった事(全然、罪の意識がない事のほうがさらに問題だけど)が事件につながった。その事が残念に思いました。犯人を更生したいという意識が岩佐にあったから、何とかしたかったんでしょうね。捜査の過程で、岩佐のいなくなった駐在所(管轄違いだが)を真木刑事が手伝うことになります。真木刑事にとって、この一時的な駐在勤務。彼の刑事としての成長に、いい勉強になればいいんですけどね
5 妻が見た三角関係!カラスの女房殺人事件!? 5642さん
タイトル通り、夏木という男に対して「カラスの女房(ずっと待ち続ける女性の意味)」の冬美。しかし、小料理屋の女将と常連客の関係から抜け出ているわけではないのを、周囲が理解するのは難しいですよね。冬美のような存在(心の支え的な存在)が、安浦刑事にとっては「さくらのママ」・由美なので、理解できたのではないでしょうか。事件の詳細としては、偶発的に起きたというか、正当防衛とも取れる、不運な犯人の感じがしました。
6 青年介護士の犯罪!?優しい男がキレる時 5642さん
更生して、介護士をしている竜也。悪友・矢野の助けに、安定してきた仕事を放り出すほど、彼を見捨てられなかったこと。早急に、重傷の矢野を保護したいも、竜也の職場での立場を守るために、慎重に捜査する安浦刑事。立派に更生した竜也を傷つけたくない。かつて、「人間不信」だった彼を元に戻したくない。行動で示したかった気がします。一方、「さくら」の3ヶ月分の飲食代が判明する(53000円でしたね)という事実や、川辺課長が取調べで被疑者を落とすなど、貴重なシーンが見れて良かった気がします。
7 安浦刑事、真夏の夜の大捜査!
5つの事件を結んだ3つの家族の点と線
5642さん
タイトル通り、次々に起こる事件が3つの家族を点と線で結んだないようでした。引き金となった、クレジットカードによる窃盗事件の目撃証言。失踪した母親・真弓を捜している子供たちが見た偶然だったわけですが、それによって、事件が次々と起きてしまう。今回の3軒の家(島崎家を中心として、篠田家、有賀家)にとって、この一連の事件は家庭が壊れてしまうどころか、それ以上の痛みを抱えてしまった印象があります。一方、安浦刑事としては、事件の解決よりも、島崎家の家族問題を修復してやりたいという思いの方が強かった。でも、母・真弓と子供たちの間には、簡単に受け入れられない何かが残っていた気がします(子供たちは、両親そろって暮らしたいだろうから、母親だけというのは気が進まないし、母親失踪の間、男手一つで支えてくれた父親に申し訳ない気持ちがあったのではと思います)。真弓としては、手紙でその気持ちは分かっていたつもりなんですが、改めて子供たちの態度で再認識した。つまり、夫も含めて一緒に暮らすようにならなければ何も解決しないということに気付いたのではないでしょうか。
8 家族よ甦れ!12才の危険な親孝行!? 5642さん
「どうすれば、家族が元に戻るのか」、蒸発した父親が家に戻ってくるために、宏樹と直の兄弟が苦悩して出した結論。それは犯罪という間違った道へ進んでしまったこと。「平気で嘘を付く子供はいない。もし、そうだとしたら、そうさせた親の責任。」と思っていた須藤刑事の勘が当たった形となった。でも、彼がそう思ったのは、「警察官である前に、子を持つ父親」という立場であったこと。それだけに、被疑者の子供たちに対して慎重な姿勢を取ったのでしょうね。
9 安浦刑事が花嫁の父!?嫁姑、涙の手料理 5642さん
互いに家族を思う愛情、そして、断絶していた関係が修復しようとした寸前での事件。それだけに、犯人を責められなかった安浦刑事がした、やさしい配慮が良かったです。
10 保険証詐欺の女たち!?結婚指輪の秘密 5642さん
家族全員が載っている保険証。それはある意味、家族として認められた一つの証し。やっと出来た家族を気遣う後妻・かおるの気持ちに対する答えの一つだったのではないでしょうか。「家族になったからこそ、他人行儀は止めて欲しい、迷惑かければいい」と娘・千秋の言葉にもあるわけですが、家族なのだから、気兼ねなくして欲しい。そういう思いなんでしょうね。その気兼ねなく出来なかったことが、事件に巻き込まれた原因なんですが、決して被疑者を責めない。それが、かおるの優しさなのかもしれません。事件を担当した安浦刑事にとって、保険証の違った有り難味を感じさせた今回の事件だったかもしれませんね。
11 密室殺人!?謎の高級ブランド夫婦が消えた! 5642さん
「万引き行為は罪としていけないもの、しかし、再犯を防ぐために、更生を妨げてはならない」。今回の話は事件(?)を通して、「鍵をにぎっている少女・あかねの心を開かせることができるか」でした。あかねの過去の万引き行為に対しての、港署の刑事の対応(軽い気持ちの口約束)。罪に対して厳しく臨まなければならないのは分かりますが、その後のフォローは大事だったのではと思います。それに対して、「加害者の言い分を聞いてやれないから、立ち直れない」と安浦刑事も言っています。言い分といっても、程度によりますが、問題は更生させる(再犯を防ぐ)には、何がベストなのかだと思うんです。どこまで関われるかもあるんですが、五十嵐刑事があかねの就職先を世話するシーンとかが、そうなのかなと思います。もちろん、加害者が「罪に対しての謝罪」と「更生に対して、真摯な姿勢」が必要だとは思います。その状態にどうやって持って行くのか、それが安浦、五十嵐刑事の対応に表れていたのではと思いました。
12 東京−岩手花巻温泉500Km
運命の男と女、愛の完全犯罪トリック
5642さん
一人で今まで生きてきた男・寺山が、罪を犯して死のうとした麻子と、その息子を事実を知らぬまま助けたこと。そのまま、5年間を一緒に暮らしたことが良かったのかどうか。罪と共犯の男に脅えていた麻子との暮らしを守りたかった。理由はどうであれ、初めて築いた家庭を壊されたくなかった。そんな思いが、凶行へと走らせてしまった。でも、事前に寺山に事情を話していれば、事件は起きなかったのかもしれない。しかし、ラストで安浦刑事が言っていたように、「知らずに過ごした5年間の生活が、彼女の傷ついた心を癒やした」のかもしれない。その言葉を安浦が言ってくれたことは、寺山にとって良かったのではと思いました。一方、この話では、国広冨之さんと松崎しげるさんの(「トミーとマツ」コンビの)共演シーンがあって良かったです。個人的には、お互い刑事役どうしでの共演ならば、さらに良かったんですけどね。



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