太陽にほえろ!
思い入れ文・公開現場


LAST UPDATA:2006/7/10

ここではみなさまが送ってくださった「太陽にほえろ!」に
関する思い入れ文を公開したいと思います。

話数 サブタイトル 思い入れ文
1 マカロニ刑事登場 ケンジ さん
石原裕次郎さんが当時石原プロが火の車の赤字の時の頃でテレビのドラマの進出が太陽にほえろの刑事ドラマの誕生だ。そしてマカロニ刑事に萩原健一さんがこのドラマが初出演ですね。
19 ライフルが叫ぶとき ケンジ さん
ライフル銃の殺人の捜査でこのドラマで井川刑事になる前に地井武男さんがゲストに出たのは再放送で見ました。地井さんの脇のいい味のプレーの演技で見せたいたからいい作品だ。
25 手錠が朝日に光った ケンジ さん
太陽にほえろが初めての地方ロケが誕生した。舞台が九州長崎を大捜査で、マカロニが一緒に手錠をかけた女に土田早苗さんが演じたからマカロニと1日中手錠のままの状態で、長崎の海で朝日を過ごしたからそして、犯人逮捕解決して、ボスはマカロニを怒っていたそうです。
36 危険な約束 外科貴族 さん
極限状態に追い込まれた人間たちの本性が続々と剥き出しになる。そんな中、唯一自分の信念を貫き通したマカロニの姿には心を打たれる。信じていた女に見捨てられた哀れな犯人を思い、その犯人にボコボコに殴られるがままのマカロニがあまりにも切ない。
77 五十億円のゲーム ひろ さん
あるマンションの一室・・・。4人の男女が、『犯罪』という名のゲームを実行すべく悪巧みの密談をしていた。数日後、一味はゲームを実行した・・・。数分後、核実験と環境問題を嘆くゴリさんとジーパンのいる一係・課室の電話が鳴った。「はい捜査一係です。えっ?何?濃縮ウランを奪われた?!」・・・。この話は、ゲーム感覚でウランを奪って日本国政府に挑戦した一味と七曲署・捜査一係の刑事たちの対決を描いています。50億円を得るべく、運搬の安全を軽視していた日本原子力研究センターの盲点を突いた所は一味の最初の狙いといえるでしょう。ボスが「無防備」と言われても、無理はないですね。手付金というよりテストいえる一味の取り引きのくだりも、用意周到で緻密。一味の無線傍受に対抗して、本庁の発信機入りの鞄・山さんの機転によるザイルの反撃と虚々実々の駆け引きはスリリングな感覚がありました。敵の真の狙いは、50億円の振込み。利息の追加と時効の盲点を逆手に活かした部分も然る事ながら、当時はあまり普及していなかったATMの存在も一役かっていたといえるでしょう。「このシステムを実際に犯罪に利用することは実際には不可能です。」というテロップも模倣犯罪の防止を促していましたが、製作が容易な架空口座や今のように金融機関が提携が綿密になった上にATMも増加した現状では防止は厳しいと思います(それでもボスの意見は一理ありますが・・・)。それだけに、ボスが真に恐れていたゲームの真相が浮かんできます。また警視庁幹部との対立も、重みがあるものでした。ボスの気持ち(犯人に白旗を揚げる屈辱の上に模倣犯罪の増加)を組んだ上で、あえてボスを追求する幹部の姿も印象的でした。でも一味がゲームの切り札にマスコミを利用したつもりが、逆にボスに利用されたのは皮肉。正に、尾行戦を含めた一係の猛反撃的なゲームでした。西山署長の平田昭彦氏{後任の草薙幸二郎氏も出ていますよ}に加えて藤田 進氏・高原駿雄氏といった特撮もの(貯水池のペンキも含めて・・・)に縁がある出演者に加えて一時実在した『さくら銀行』や喫茶店のミーティングと「さみし〜い」バチの皮算用も楽しい、異色で実験的な「未来社会に発せられた警告の物語」でした。
79 鶴が飛んだ日 有田 さん
殿下を麻薬から救うため自分と殿下を手錠でつないだ山さん。殿下の苦しみをいっしょになって味わう山さんの姿に感動をおぼえた。

小鳥 さん
初めて見た時から、とても感動してしまった作品です。殿下が麻薬にかかり、飛んできた鶴によって山さんが殿下の居場所を着きとめるんです。それから、山さんが殿下に手錠をかけて一緒に苦しみました。その時、山さんが「がんばれ殿下、がんばれ!」と言ったことが一番残っています。殿下と山さんの苦しみにとても感動してしまいました。
浜名湖大決戦 キカイダー さん
とにかく凄い野一言
111 ジーパン・シンコその愛と死 tamutamu さん
ある意味「太陽!」を最も代表するような名台詞「なんじゃぁこりゃ〜!」で有名なジーパン殉職編であります…が、この際僕は声を大にしてはっきり言いたい。このジーパン殉職編は11本ある「太陽!」殉職劇の中では最も“最低最悪な出来の殉職編”だと。なぜそう思うかと言うと、ジーパンが何の、誰の為に行った“守り”だったのかを本作では全くフォローが成されておらず、ジーパンの刑事としての行いを全て棚に上げられたような感覚ですらあります。それに「なんじゃぁこりゃ〜!」を叫んだときの姿はもはやジーパン・柴田純の姿ではなく俳優・松田優作そのものの姿でありました。これ以降、彼にとっては演技面にも増々技量を積み重ねは行きましたが、では「太陽!」におけるジーパン殉職編での彼の最期はちゃんとあそこで描き切ったかというと疑問が残ります。つまり松田優作はあそこであの場面でジーパンとしての最期を見せる前に自らジーパンとしての個性を放棄してしまったのです。それは松田優作の死後14年経った今でも何ら解決しておらず、未だにジーパンの個性は浮遊したまま放置されているのです。しかしその役を演じる張本人が鬼籍に入ってしまった以上はもはや永遠の未解決になってしまったのですが…。それにせっかく助けを求めて、それに応えてくれたジーパンを撃ってしまった会田についてのフォローも全く成されていないのも納得できません。おそらく会田の一瞬の迷いから生じた気持ち(「この男を信じても良いのか!?」)がジーパン射殺へと導いてしまったのだと思うのですが、やはりちゃんと「マカロニを殺したやつ」のようにジーパン殉職編の後日談を作っておくべきだったと思います。(とは言うものの、その後257話「山男」でゴリさんとロッキーが食事中の会話の中でゴリさんがロッキーにかつてのジーパンの事が触れられゴリさんが「助けた奴に逆に殺されちまったがね」と言っている限り、そのあと会田は山さん達にあっさりと逮捕されたか、本人が自首したかのどちらかだと思うのですが…)また、いくら「太陽!」を代表するシーンだからとバラエティ番組等でこぞってあの「なんじゃぁこりゃ〜!」のシーンを流したりするのもいい加減止めてほしいです。別にあれだけが名シーンじゃないし、まだそれだけならまだしも、お笑い芸人連中が松田優作もしくは「太陽!」のパロディを真似る際には必ずと言って良いほどジーパン殉職編をやりたがる。はっきり言って他に芸がないのか!…と叫びたくもなります。「太陽!」と松田氏を祭り上げるどころか逆に侮辱とマイナスイメージをもたらしているようにしか考えられません。そんな(あくまでも個人的な意見だか)不平不満だらけの本作でも唯一の救いとも言うべきシーンはラストのボスがジーパンと婚約して寿辞職したシンコに電話でジーパンの訃報を伝えるシーンです。ボスが何も喋ろうとしない状況に事態を察知してしまったシンコが涙を流すシーンがとても良く、BGMも「哀愁のトランペット」と見事にマッチしてて臨場感を挙げてました。これさえなければ、おそらく「太陽!」史上最も矛盾だらけの殉職編になってたに違いありません。
113 虫けら エド・ダンバース さん
テキサス登場編の次の回。ジーパン、ボン、スコッチ、ロッキーと、登場編の次の回は更に新レギュラーのキャラクターを掘り下げた内容で視聴者にアピールしたが、ここでは鎌田敏夫が脚本を担当、登場編よりも格段に魅力的なキャラクターでテキサスを表現しきった。とにかくテキサスが悪党を投げる!男泣きする!走る!撃つ!と大活躍!ゲストの加藤嘉の素晴らしい演技がそれに花を添えた。ちなみにスニーカー以降、新人の魅力を次の回で表現、アピールする事があまり無くなったと思うが、何かせっかくの新レギュラーに対しての配慮が薄くなったなあと当時残念に思った物です。
123 孤独のゲーム エド・ダンバース さん
鎌田敏夫の脚本は、最期犯人が刑事に射殺される話が多い。これもその一本。孤独故に同じ境遇の女性を殺していく犯人(井上博一)。同じ孤独の男として対決するボス。ラスト、大勢の人間と死のうと爆弾を抱えた犯人にボスは言う。「なぜ独りで生きてきた?」ふと考える犯人。その瞬間ボスのルガーが火を噴き、犯人は倒れた。犯人の死体を見つめるボスのバックに哀愁漂うBGMが流れる。ちなみに鎌田敏夫は昔ながらの裕次郎に思いが深い様で、ボスのキャラクターには愛着があると感じられますね。他の作品でもボス編に傑作が多いですから。
139 墓穴を掘る エド・ダンバース さん
ベテラン脚本家播磨幸児による佳作。太陽にほえろ!史上唯一の山さん、長さんコンビが主役の話。ある事件を追って、いつもの様に足で捜査していた長さんが交通事故にあった。相手の運転手である女性は詫びを言うが、長さんは病室のベッドで山さんに、ぶつかる直前の女性の顔に殺意があったと打ち明けるという展開。サブタイトル共々好きな作品である。
141 無実の叫び ケンジ さん
九州ロケ第2弾は、鹿児島を舞台にした南国のロケだ。鹿児島市内で、ゴリさんが乗ったカローラ1100DXを激走だ。犯人の黒いセドリックが爆破これが、太陽にほえろのロケだ。止まったホテルが城山観光ホテルでしたよ。西部警察パート3もこのロケに来ていました。鹿児島ロケの展開が楽しみ。
142 真実はどこに ケンジ さん
鹿児島ロケ後編で、ボス、ゴリさんが東京に帰り、テキサスだけ残り1人の捜査を励む。長門勇さん演じる味のいいベテラン刑事を見せている。テキサス刑事と長門さんと捜査で、とんでもない名前をテキサス刑事の本名三上順と言うが、俊と間違ってしまったから笑ってしまった。鹿児島市内の捜査また、再びボス、ゴリさん、殿下がやって来て捜査の面白い。車で豪快なカーチェイスですごく面白くなったよ。
145 決定的瞬間 太田健司 さん
ゴリさん、テキサスの2人が犯人を逮捕した、その瞬間カメラで撮ってその日2人は長さんは大スターのご出勤だな、ボスはどうだ、スターになった気分はそして、2人はびっくりそして、カメラで撮られた捜査は素晴らしい。
192 2.8.5.6.3 ケンジ さん
奈良岡朋子さんゲストで、演じる家庭を悩む主婦を演じていますね。そして、ボスと2人が行方不明になってしまうそして、場所がマンションの部屋で、シャッターも閉められ電話もない窓の人いない。これで、危険になってしまうがボスの心配も見る刑事たちも捜査でそして、息子も1味だったから奈良岡さんらしい演技は良いと思いますよ。
201 にわか雨 エド・ダンバース さん
小川英、田波靖男、柏倉敏之ベテラン脚本家3人がかりの実に味のある回。長さんの娘の恋人役に柴俊夫、殺人事件の容疑者に無名時代の蟹江敬三、長さんが出向き共同捜査する別の署の刑事に小野武彦といったゲスト陣がなかなか印象に残る演技を披露。そう言えばこの番組は東宝制作だったんだと改めて認識させられる実にさわやかな好編です。
205 JAWS探偵の悲しい事件簿 エド・ダンバース さん
市川森一が作り上げたキャラクター、鮫島(藤岡琢也)。刑事狂乱の回で辞職した後久しぶりに登場。しかも探偵への華麗なる転身である。鮫島探偵所で起こった窃盗事件、鮫やんはボンと組み、関西出身(デコボコ)コンビで犯人を追う。ハッキリいって市川森一も筆がノッてたのか、軽快で楽しい回である。また単なるコメディにとどまらずこの窃盗事件のウラにある切ない動機、それを掴んだ長さんの意外な真犯人への心温まる対応もグッとくる。これを最後に市川森一も番組を離れる。鮫やんも別ライターの手にゆだねられる様になった。そういう意味でも貴重な一本。
207 絶叫 tamutamu さん
長さん怒りの感情大爆発!といった名編。前科者で屈折した漫画家志望の若者・松木(風間杜夫)に最初、長さんは彼を容疑者と決めてかかるも徐々に捜査を進めていくうちに彼が他の誰かを庇っていた事や過去の前科もある事故で起こった事が判明するや否や長さんは彼の漫画イラストを出版社に次々と売り込んだりした姿も長さんならではの優しさが滲み出てました。そんな優しさを知って改心した松木がかくまってたチンピラ3人組(その内の一人は清水健太郎)に刺され、長さん達に看取れながら絶命。そしていよいよ長さんの怒りの感情剥き出しの大激走!おそらく若手刑事達の激走をも抜きそうな勢いで犯人たちを追い詰め、途中チンピラが振りかざして来たナイフを長さんが握り潰して流血するも、そんな事をもろともせずに怒りの感情に任したアクションの連続でチンピラ達を追い詰め殴る蹴るの連続。おそらくゴリさんと殿下が止めに入らなければ本当にチンピラ達を殺してしまいそうな勢いでもあり刑事を辞めても構わないくらいの覚悟があったのかもしれません。音楽面もメインテーマからアクションにジーパンのテーマと変わる度に長さんの怒りのボルテージは急上昇!「太陽!」史上の中でも上位に入るくらいのアクション名編でしょうね。後の「捜査」や最終編の「野崎刑事カナダにて最後の激走」もそうだったが、長さんのめったに見れないアクション編は何時見ても華麗でそして綺麗。めったに見られないからこそ長さんの怒りの感情剥き出しには思わず感情移入させられてしまいます。
214 奇妙な友達 エド・ダンバース さん
ジーパン時代からロッキー時代までの間に数本のみ参加した脚本家播磨幸児氏の最高傑作。ゲストの益田喜頓と坪田直子が最高で、何度ビデオを見返しても涙腺緩む。鎌田敏夫、市川森一、田波靖男とこの人が、スニーカー登場以降、数本いや一本でも脚本書いてくれてたら、金八に脅かされる事もなかったのだ!(ちょっと言い過ぎ。でもこういった長寿番組は傑作がたまにでもあると、一本でも見逃せない気がするのです。)
216 テキサスは死なず ケンジ さん
この作品はとにかくテキサスの銃撃シーンで犯人の戦いでテキサスの殉職でまるで蜂の巣のような演技は素晴らしいですね。ゲストの鹿内孝さんが歌手から役者で犯人役の第1歩の演技だ。
221 刑事失格!? ぎっちょ さん
拳銃使用の是非を問われ謹慎中にもかかわらず、丸腰のままボンとともに犯人(演じるは長塚京三)を追いつめるスコッチは、ボンに言う。「拳銃貸せ」「なに言ってるんですか!あなた謹慎中なんですよ!」必死に抵抗するボン。強引にボンから拳銃を奪うスコッチ。引き金をひこうとしたその瞬間!ボンがその前に飛び出してきた!「ボンどけっ!・・・ボン!」犯人に向かって突進するボン。ボンの捨て身の突進で事件は無事解決。犯人を逮捕したこと以上に、スコッチに撃たせなかったことを喜ぶボンに、スコッチがボンから奪った拳銃を差し出し一言「バカだお前は・・・」このシーンでの、故・沖雅也氏の照れたような表情が秀逸!
223 東平洋史 さん
「蝶」に込められた容疑者(織本順吉さん)の思いが痛いほど感じられた作品です.容疑者が無実だと主張する長さんと黒だと主張するスコッチとの対立劇も見応えがありますし,そのスコッチが最終的に長さんの意見に同意するまでの過程も良かったです.何よりも苦労しながらもなかなか確証が得られず,最後の最後で長さんが確証を得ると言う展開にも手に汗を握りました.
238 東京上空17時00分 ひろ さん
『太陽にほえろ!』の初期から助監督で参加していた、櫻井一孝監督のデビュー作。監禁劇の多いゴリさんの話には珍しい、「空飛ぶ密室」ともいえるヘリコプターを駆使した異色作でした。犯人役の風間杜夫氏のキレた演技は、まだ無名時代だったとはいえ真に迫っていて見事。また元・恋人だった美原圭子氏の純情さも、とてもよかったです。話の方も、無線傍受やパイロットの狙撃とスリルとサスペンスに富んでいて見応えがありました。犯人の友人であるバーデンを外へ引っ張って事情を聴くためにバーデンを説得したボンや「・・・ヘリの燃料は、あと約一時間半で無くなります !」と冷徹ながらも2人を身を心配して言ったスコッチも印象的でしたが、主演のゴリさんも本当に飛んでいるヘリにぶら下がるなど見所もたっぷりでした。またゴリさんの主義である「非常時以外は拳銃は弾抜き」を逆手に活かしていたくだりは見事でしたが、意外なところでは「手錠」もうまく使っていました。最初の片方を外す臨機応変さも然る事ながら、最後にもう片方の手錠を外すシーンはゴリさんらしい優しさを感じました。今の日本テレビ本社がある汐留駅や放映当時のお台場・新宿副都心といった竹林 進監督も師事した東宝クレージー映画で知られる古澤憲吾監督作品を思わせる空撮描写は、歴史的価値からいっても絶大。プロダクションの社長が言った「2時、テレビ東京・・・」も、現実がフィクションを超越してしまいました(当時は東京12チャンネル)。見応えたっぷりにして最後のボスとヘリとの超越的なラストシーンも清々しい、処女作の域を超えた大作でした。
244 さらば、スコッチ! 万年警部補 さん
ビデオで拝見しました。予告編で流れる「平和な一時、ふたりの愛。…一瞬にして崩れ去る時。頬を伝う一粒の涙」の小林恭治氏のナレーションとBGMで流れる「太陽のレクイエム」の一部分。私の中で、いつ聞いても、印象深く好きな予告編です。ストーリーも元婚約者北島敏子刑事に対する想いが捨てきれないスコッチが印象的でした。
247 家出 矢追町 さん
この回からボンの髪型が変わってます。来たるべき後輩に備えて先輩らしく見えるようオールバックにしたのかな?(といってもこの時はちょっと髪を上げてる程度ですが)話は有り金わすが10円あまりで「いのちの電話」にかけ続けていた青年がvと部屋にこもりだし、事件に遭遇した殿下が青年を救おうと右往左往するって話でしたか。青年の部屋が見渡せると殿下が選んだ女性の部屋で必死になって青年に訴えかけていたのだが、事件解決後その女性は家出娘で帰るキッカケを探していたところに殿下の踏み込みがあって「決心がつきました。ありがとう」と感謝しておりました。
265 ゴリ、爆発! エド・ダンバース さん
播磨幸児脚本による太陽にほえろ!史上、殉職編を抜けてはベストに入るハードボイルド。演出も最高で、ゲストの三ツ木清隆が射殺され、怒りに狂乱状態になったゴリさんが拳銃を乱射しまくる(頭を銃弾がかすめた衝撃で目が見えなくなってる。)。またそれらの場面は一切BGMを排し、ゴリさんの絶叫と銃声と慌てふためく犯人一味の喧騒のみが響く。この回はとにかく凄いです。一度見てください。
301 銀河鉄道 ぎっちょ さん
ラスト5分、ノーカットで繰り広げられる、山さんが自殺志願の少年を説得するシーンは、私の中ではベストシーン。何度見ても泣けます。
304 バスジャックの日 ケンジ さん
この視聴率が30.8%の新記録延ばした作品で川谷拓三さん演じるバスジャック犯の演技ぶりに熱演しましたね。川谷さんと言えば東映のヤクザ映画仁義なき戦いシリーズで代理戦争で人気に獲得したので東映のピラニア軍団のメンバーもありましたよ。路線バス、車の行動の付き合いで戦いで病気の男性の解放するゴリさんにおろされても駄目なシーンもあるのでこの作品はとても言いドラマだ。
312 凶器 ケンジ さん
ゲストの矢吹二朗さんがボスとの死闘の戦いがすごいですよ。矢吹さんはあの千葉真一さんの弟でロボット刑事、仮面ライダーとしてヒーロー番組で人気俳優となりました。そして矢吹さんのカンフーアクション風でボスとプールで戦いでゴリさん、ロッキーもけがされボスが椅子に座ろうと瞬間ギックリ腰になつたのが面白い。
353 ラスト・チャンス ケンジ さん
柳生博さんがおとなしい男を演じていますね。柳生さんの役は菊池で取引の場所が東京駅の周辺で最後のチャンスで菊池の顔の人はなんと怖いやくざにおびえた。
361 殺人鬼 エド・ダンバース さん
プロット募集に応募して、「審判なき罪」が採用されて以来、小川英の下で脚本修行に明け暮れた(つまり太陽にほえろ!を書き続けた)杉村のぼるの太陽最後の作品。ボン、ロッキー時代も2年続き、優等生番組と化していた太陽に対して最後に喝を入れたいとでも思ったのかかなりハードな話である。連続射殺事件が発生、その背景にはあるタクシー運転手(名古屋章)の子供に対する歪んだ教育方針があった。ラスト、連続射殺魔と化した息子と対峙する運転手、そして父親を撃ち殺そうとした息子を射殺する殿下。名古屋章の慟哭を見つめる殿下であった。この後、杉村のぼるは小川英の下を離れて様々な番組に参加、杉村升と改名し、東映のヒーロー物も手がける様になり、特警ウインスペクターと特救指令ソルブレインでチーフライターとして太陽にほえろ!テイストをぶちまけた。
363 13日の金曜日・ボン最後の日 マシンーXさん
今までの刑事の殉職シーンで一番死ぬまでが長かったやつでした。「命を救うのも刑事の仕事だ」台詞どうり負傷した根岸とし江さんをボンが服を裂いて傷口に当てるところや最後の電話ボックスでの「ボス・・・ボス・・・」という死ぬ寸前のボンがいうところも印象に残ってます。
365 その一瞬…! ぎっちょ さん
ボン殉職間もなき頃の作品。番組冒頭、蜂の巣にされるゴリさんに「え?」「ウソ?」。実は夢だった”幻の”ゴリさん殉職シーンに加え、恐怖心から突入をためらい、犯人を逃がしたことを悔やむくだり、「マカロニやジーパン、テキサス、そして今度はボンまでが・・・凶悪犯と勇敢に戦って死んでいった!なのに自分は・・・」と嗚咽するゴリさんを、ボスが優しくなだめるシーンが印象的。
385 ゴリラ アクション24時! さん
スニーカーが登場してから激減した「太陽にほえろ!」に久しぶりに、アクションシーン満載のドラマになった。ゴリさんが、吉野巡査から「いずれは、石塚さんのように、ゴリラと呼ばれる名刑事になりたいです。」と言われると、ゴリさんが、吉野巡査からゴリラと呼ばれ、頭に来るシーンは、なかなか面白かった。
387 雨の中の女 エド・ダンバース さん
石川孝人唯一の脚本(小川英共作)にして、ロッキーが初めて犯人を射殺した回。しかも今井健二や八名信夫の様な悪役ならまだしも、復讐に燃える小林千登勢というどうにもやりきれない相手。太陽にほえろ!の新人刑事は大体犯人を射殺する事で刑事という職務の辛さを味わう名シーンが多い。マカロニ(そして愛が終わった)、ジーパン(おふくろ)、テキサス(海に消えたか3億円)。そう言えばボンが犯人射殺するのは見た事が無い。あったかもしれないけど。自分としては久しぶりの若手刑事の犯人射殺であり、石川孝人の脚本もまあまあ説得力あったと感じます。もっと書いて欲しかったですね。
400 スコッチ・イン沖縄 アクション24時! さん
399話「廃虚の決闘」で、ロッキーとスニーカーが、常磐炭坑で、激しいアクションをして、スニーカー犯人を追って、沖縄へ飛んだが、そこで、スコッチと出会う。スニーカーとスコッチは、激しい対立をしながらも犯人を逮捕するが、ゴリさんやロッキーは、二人を心配しながら見つめていた。当時の「太陽にほえろ!」は、ボンが死んだ後からは、やや視聴率が下降気味で、裏番組の「3年B組金八先生」の視聴率が上昇してきたので、スタッフは、最後の切り札であるスコッチを復帰させて、下降気味の「太陽にほえろ!」の人気を安定させたのであった。もし、スコッチが復帰しなかっから、もっと早い段階で、「太陽にほえろ!」が終了していたであろうと思った。
401 紙飛行機 エド・ダンバース さん
前回の沖縄ロケで復活したスコッチ。ところが唯一スコッチをよく知らないスニーカーが、その非情さに反発して刑事を辞職してしまう。という異色の展開を見せる四十物光男と小川英の共作による一編。しかしスコッチの非情な行動の真の理由を知ったスニーカーが、今度はスコッチの窮地を救うという展開もいい。はっきり言ってスコッチの復活は、金八先生の登場でかつて無い窮地に追い込まれた当番組の起死回生の一発だったのだが、当たり前に帰ってきて、当たり前の様に馴染んでいたんではスコッチの印象も弱く、それでは意味が無かっただろうし、自分にとってはこの回は重要な回だったと思えるのである。なお、ホントにこの時期の四十物光男の作品はいいです。
414 島刑事よ、永遠に 太田健司 さん
8年間殿下こと小野寺昭さん最後の戦いがビルの屋上の倉庫で犯人原口剛さんがダイナマイトを持ち手錠をかけたまま必死に汗を出しやめろのこのセリフが好きだ。殿下と原口さんの2人で海で犯人逮捕しての解決で無事殿下は喜びそして、彼女役香野百合子さんを空港まで迎えに行ったその時殿下の車がガードレールを破り地面に落とし爆破そして、殉職そして電話報告ボス、そして、刑事たちは涙の別れを見せてこの殿下の視聴率が良かったとおもいますよ。
421 ドックとスニーカー ひろ さん
ある日、信用金庫が2人組のギャングに襲われ8千万円が強奪された。が、1人の犯人が威嚇に使った改造拳銃が暴発。撃った犯人は腹部を負傷し、慌てて逃走した。同じ頃、非番のうえにフランス料理を手違いで食い損ねたドックとスニーカーは1人の女性と出会った・・・。これは『太陽にほえろ!』の定番ものの一つである、2人の刑事によるバディ・ストーリーの一話。この話は、ドックの「医大中退」の設定を活かした内容になっています。それにしても医療器具のネコババに、(ドックの)実家の西條外科医院を使うとは・・・。また、この話の特徴としてドックとスニーカーとの考えがなかなか合わぬところも緊迫感を上げています。スニーカーの「・・・外へ出たらその女をすぐに押さえて署に連絡を・・・」・「今だ!ドック!!」等の心の声やセリフに反したドックのマイペースさが、重要な話のキーになっています{ドックの「死んでんですよ。こいつ。強盗に拳銃で撃たれて・・・」は名言}。見栄で「眼科医」とホラを吹いたスニーカーも、危機を知らずに鳴ったポケベルに対して架空の病院として一係に電話をするくだりは見事。スニーカーの暗号も然る事ながら、スコッチの提案であるボスの眼科主任医[?]の芝居もいい味でしたね。切り札のトリックを出した末に負傷した共犯の男の安全を確認した上で、一気に最終決戦に発展したところは思わず「そうだったのか!」と感心してしまいます。また短気な演技を見せた主犯の森 大河氏も、凄まじい個性を出していましたね。ラストシーンのドックの「お言葉」は「おいおいダンナ」ときますが、それも清々しく感じた面白い話でした。
448 風船爆弾 エド・ダンバース さん
ボン・ロッキー時代の末期にプロット募集で入賞して以来、小川英の下で書きつづけている古内一成が、特捜最前線に触発されたとしか思えない内容の、風船によって空を漂う爆弾の恐怖を描いた、はっきり言って駄作。失礼とは思いますが、駄作。別に爆弾を扱っているからどうのこうのという事では無い。過去に爆弾を扱った傑作は、例えば畑嶺明作「爆弾」とか多数ありますから。しかしそれは刑事のキャラクターとか、その回のテーマを浮かび出すための道具として爆弾を扱っている訳である。この回は風船爆弾対策がテーマになってしまってる!この風船爆弾に対処するためにスニーカーがライフルを持ってヘリコプターに乗り込むのも太陽にほえろ!らしく無いとは思ったが、風船爆弾と景色とが合成画面だったのは最低だった。特捜最前線じゃ、そんな野暮な事しませんよ。まあ視聴率が下がって来ていた頃だから、スタッフも暗中模索していたのかもしれないが。
452 山さんがボスを撃つ!? tamutamu さん
79話「鶴が飛んだ日」以来の視聴者採用シナリオの前後編の前編。徐々に押し迫る危機を伝えてた予告編とは打って変ってストーリー冒頭は何時もの何気ない風景を映し出しており、まず昼飯(?)を済まして信号待ちをしているボスや新婚早々で惚気まくるロッキーをゴリさんとドックがからかう場面なんかはこれから始まろうとしている緊迫感ある展開と対照的にしている分、よりその後の展開を強調させているため、イベント編の幕開けには相応しい開幕だったと思います。事件そのものが解決しても事件に関わった人たちが解決してない限り本当の事件解決とは言わない…そういった事はこれまで「太陽!」には何度も描かれた事ですが、ましてや突然事件に巻き込まれた家族が妻と乳飲み子だったとなれば…ボスの葛藤とボスを批判する寺田に憤慨するロッキーにあくまでも第三者の視点で過去の事件を洗う山さんにその山さんがボスを疑っていると勘違いしているドックにすかさずフォローを入れるゴリさんとスコッチ等、ストーリー前半も終わらないうちに見事にそれまでの「太陽!」で築いてきた個性あふれる展開を描ききっていました。やがて寺田がボス射殺を条件に山さんの息子・隆君を誘拐してボスと山さんが指示通りに向かわされた新宿中央公園で待ち合わせて、「太陽のレクイエム」のBGMに乗せて後編に向かうラストもまた緊迫感あるシーンでした。
453 俺を撃て!山さん tamutamu さん
前編の「山さんがボスを撃つ!?」が“静”の物語進行ならば今回の後編は前編より一気に緊迫感と緊張感にスピードが増した“動”の物語進行となりました。隆君を無事保護するも今度は寺田の巧妙な爆弾仕掛けに翻弄されることになり、爆弾仕掛けが事実と判明し、一係の刑事たちだけでなく本庁の刑事たちまでも巻き込んで右往左往させた寺田はもはや復讐の鬼と化しており、それらを丁寧に描かれていた分、画面から伝わってくるピリピリしたムードがかなり出ていました。過去の事件に起きた否を認めつつ多くの犠牲を出さないために死を覚悟するボスにそのボスをもはや復讐鬼・寺田の要求であるテレビ中継でのボス射殺をやるはめになる山さんの複雑な葛藤にギリギリまで希望を捨てずにひたすら疾走するゴリさん、ロッキー、スニーカー、あくまでも冷静さを保つスコッチに泣きながら捜査するドック(ここは本当に見てて目頭が熱くなる!)、これから始まろうとする最大の悲劇を目の当たりにするかもしれないテレビ画面を直視できないナーコについには感情を抑えきれずに「やめろぉぉ!」と叫び復讐鬼・寺田に思わず掴み掛かる長さん…「太陽!」が始まって10年目に突入する直前に発せられたこの前後編はそれまで番組が培ってきた全ての物を集約してたようで尚更感情移入してしまう展開でしたね。ついにはクールなスコッチも弱々しく詰め寄ってきたドックに新宿アルタのマルチビジョンを見ながら「もう遅い…」と呟いたのも流石のスコッチも「もうだめだ」と思ったのかもしれません。そんな悲劇をギリギリまで回避させたのが温厚の塊である長さんだったと言うのも良かったと思います。そしてラストのボスと山さんが多くを語らずに現場となった競輪場を後にして閉幕するシーンは何となく初期時代を彷彿とさせてましたし、この前後編直後にボスこと裕次郎さんはあの大動脈手術のためしばらく姿を消したのは有名な話。そしてボス復帰以降はラガーやジプシーなどのアイドル刑事路線が始まったと考えると(これはこれで大好きなんですが)今回の前後編はそれまでの「太陽!」が積み重ねてきた個性をフルに生かした、ある意味での“最終回”でもありましたね。(何せ後編の予告編がまるで最終回染みてて物凄く印象深いんですから!!)
472 鮫やんの大暴走 ひろ さん
今回の鮫(鮫島勘五郎)やんの新たな職は、ファッションモデルのプロダクション{=鮫島ビューティクラブ}。鮫やんはふとした事で出会ったドッグと共に、不可解な轢き逃げ事件とラスベガスで大穴をブチ当てたモデルの強盗事件に巻き込まれていく・・・。これは、刑事時代から長らく組んでいた殿下亡き後に入ったドックと組んだ話です。怒り心頭の鮫やんは、ドッグら一係の刑事達もぶっ飛ぶ大胆な無断捜査を展開。特に、鮫やんがこっそりネコババした凶器のカナヅチのくだりは見事(特に見当違いの男とのやり取りは爆笑もの)。でも、これが真相解明の伏線になっていたとは・・・。また最終決戦において現場へ向かう鮫やん対ドッグ&スニーカーとのカーアクションも、小刻みなギャグとスリリングな音楽とがうまく絡んでいて面白かったですね。でも、この話の本質は最終決戦。真犯人との対決で鮫やんが警察官の職の意義を唱えるくだりは、鮫やんの生みの親・市川森一氏が担当した#89[=地獄の再会]+#156[=刑事狂乱]を思い出させるものでした。『噂の刑事 トミーとマツ』にも参加された畑 嶺明氏は明らかに市川氏の話(鮫やんの過去〔刑事を退職した理由〕)を意識したものでした。市川氏が降板してから充分に独立した鮫やんの話の中で、あえて原点回帰をめざした秀作でした。
493 スコッチよ静かに眠れ 八丁堀 さん
金八に苦戦していたときに復帰したスコッチ。沖氏の心身共に不調な時期にボスの不在と前後して復帰、欠場を繰り返してボスの復帰と同じ頃に病室シーンで復帰したものの・・顔色の悪いメイクに「もう時間があまり残っていない・・」と子供心に思ったりして・・「最期までボスの部下でいたいんです・・」と電話越しにボスに最期の捜査を懇願し最後の事件を追う。この回ボスとドックとの絡むシーンがないのは残念でしたが・・大量吐血し病院に横たわるスコッチ。最期まで「生」にかけて花の咲きかけたサボテンに手を伸ばすシーン。さようならスコッチ。
494 ジプシー刑事登場 エド・ダンバース さん
限りなく透明に近いブルーでデビュー、必殺シリーズ等に出ていたダークな俳優・三田村邦彦。出演の情報を知った時、これは期待出来ると感じた。その頃の太陽にほえろ!は、鎌田敏夫等の本気で面白い脚本を書けるベテランライターの参加も無く、こういったメンバー交代及び参加でしか、何かが変わるのを期待出来なかったのである。それでこのジプシーの登場に期待したのであるが、登場編はやけにジプシーという新刑事に対して客観的な内容であった。その後も、ジプシーは期待の新人でありながら露出がやけに少なかった。これはつまり三田村邦彦が必殺との掛け持ちで、東京、京都を往復していたからに相違あるまい。ジプシー編には傑作が多いという意見を聞いた事があるが、本当の太陽にほえろ!の傑作を知っている者にとっては首をひねる意見。そんなに主演作無いです。あってもドックやラガー、山さんとの共同主演が多い。思うに三田村邦彦のスケジュールの過激さからスタッフは扱いに困っていたのでは無いだろうか?それが登場編に既に表れていたのかもしれない。
498 600秒の賭け tamutamu さん
一係の刑事たちが何らかの経緯で犯人、もしくは事件に絡んだ人物と共に手錠をはめて展開する話は「手錠が朝日に光った」「鶴が飛んだ日」「手錠」「美しき花の誘惑」などがあるが、この「600秒の賭け」はその種の話の中では最も緊迫感溢れる見応えさを備えたスピーディーある作品。ロッキーがレスキュー時代に逮捕した犯人・坂口和夫が出所してロッキーの後輩の南巡査を交番ごと爆死させて、自分の作った時限爆弾でロッキーや世の中の人々に恐ろしさを知らしめようとする坂口の動機なし犯罪がよりロッキーの怒りを込み上げさせていたのも坂口の陰険な性格が目立っていました。逮捕後も坂口が今度は大量の火薬を積んだ時限爆弾を仕掛けていたことが判明し、教える代わりに釈放を要求しボスもやもえず坂口を釈放すると、ロッキーが坂口を無理やり廃墟に連れ込んで、坂口が作った時限爆弾を持って10分間の間に爆破する装置にスイッチを入れ、後輩を殺した憎き坂口と共に自分も手錠をはめて何とか時限爆弾の仕掛けた場所をはかせようとし、人々が味わった爆弾の恐怖を坂口本人にも味わえさせようとしたロッキーの最も危険な賭けが物凄く印象深かったです。しかも「鶴が飛んだ日」とは違って、時間の限られた状況に位置する空間での出来事であり、見ている方にも手に汗握るシーンがこれらの展開に凝縮されています。ロッキー主演作の中では上位に君臨する作品であり、同じく主演作の「雨の中の女」と並ぶ名作でしょうね。
519 岩城刑事ロッキーにて殉職 ケンジ さん
ロッキー山脈の舞台で岩城刑事が犯人の小野真也さんの銃撃で最後のシーンで殉職山脈での死の出来事で妻玲子にその後マミー刑事になる予定の長谷直美さんの婦警姿で残された二人の子供のことで生きがいに尽きたいですね。
520 野崎刑事、カナダにて最後の激走 ケンジ さん
10年間長さんこと野崎刑事の下川辰平さんの最後のカナダでの捜査で長さんの走りのシーンもたくさんありましたが長さんの次はなんと警察学校教官ですね。10年間の野崎刑事の人情あふれる人は良いことです。
521 ボギー刑事登場! 八丁堀 さん
ロッキー、長さんの欠員に配属されたボギーの登場編。めちゃくちゃな感じの暴れぶりは「マカロニ刑事登場」のリメイクとは言うもののいきなり追突して交番でのドック、ラガーとの初対面からどろどろになりながらのアクションシーンまで目が離せない1本。この1本のなかでもおのおのの刑事たちとバランス良く絡んでいたのにもおどろいた。
TAKASHI さん
「ロッキー殉職&長さん転勤編」のカップリングと一緒に今ビデオで借りています。どんな登場編なのか、当時4歳だったので私は見た記憶がなかったので、「スターツブックス」と照らし合わせてみていたが、出勤途中カーラジオから流れていた小犬の話に感動して涙している内に、運悪くチンピラの車に追突、喧嘩して派出所に連行され、その足で捜査第一係に。山さんの冒頭での「ボスが、また一人変なの拾ってきたらしい」と言うセリフに思わず笑ったと言うか納得してしまいました。それにしても、あの方向感覚、凄まじいと言うか恐ろしいですね。
523 ゴリさん死の対決 八丁堀 さん
10年前の狙撃からの逆恨みで命を狙われたゴリさん。一発しか弾を入れないというゴリさんを「キザ」だというボギーだったが援護しながら対戦車砲のライフルに共に立ち向かい「これでもキザか?」と言われたシーン。結局ボギーはゴリさん最期の新人教育を受けたわけだなと・・
525 石塚刑事殉職 yamasan さん
10年間、走り続けてきたゴリさんがこの日をもってついに殉職.婚約者・麻生晴子とボスの2人が見守る中殉職.殉職シーンの中でも1.2を争うではないか、泣ける話であった。宿敵でもあった戸川組を滅ぼしボスに電話をいれに行こうとした際にしゃぶの中毒患者に拳銃で背中3発、腹部に1発食らってしまう。七曲署のメンバーが泣いているところも泣ける場面であった.
530 検問突破 八丁堀 さん
ボギーが人質になったかと思えば一緒になって逃走してしまうというボギーらしい1本。登場編の複線で警察無線の傍受ができるラジオがここで生かされてさらに逆手に取られてしまう展開もアリ・・ボギーを信用していた犯人とともに「みんな賢すぎるよお」と仲間たちに向かって言ってしまうボギー。彼のキャラが立った1本。
538 七曲署・1983 tamutamu さん
かつて山さんは「勇気ある賭け」でボスに対して「この際だから、はっきり言おう…俺は捜査でも尋問でもボスに勝てる自信がある。だが、たった一つだけ、あの人に勝てないことがある…それは、非情になるということだ。人の上に立つ者は、時には非情になって、部下に命令をくださねばならない、自分自身を傷つけ、それに耐え抜く力をあの人は持っている」と語っており、山さんから見たボスの姿を珍しく語った大変貴重なシーンでしたが、その台詞を語った9年後の今作はボスから見た山さん像について語っており、しかも直接ボスが山さんに言っており、その台詞が「俺だってアンタの勘が100%当たるなんて信じちゃいない。だがな、俺は今までアンタの勘を100%信じてきた…これからもそうだ!」と言っており、まるで「勇気ある賭け」に置ける立場を逆にしていたようで印象深かったです。スコッチ、ロッキーそして長年ボスと山さんの補佐を努め一係の鏡であったゴリさんの相次ぐ殉職劇にそして一係の温厚派のベテラン・長さんの退場があった“七曲署・10年目の大人事異動”の直後だっただけに、この二人の確固たる絆をより深いものにした、ある意味での確認の為(もちろんそれを言ったボス自身や山さんの為でもある)の台詞だったのかもしれませんね。そして療養後初のロケ撮影でのボスの勇姿、僅かではあったがブランクをもろともしないボスのアクションに銃さばき、やはりボスはそこにいるだけでも雰囲気が違います!一応は今作はチーム作品ですが、登場間もないトシさんやカワセミカルテットの若手刑事たちの個性が希薄な感があり、結局ボスと山さんの部分だけが強調されてて少し残念でしたね。それに僕は個人的にはボギー、トシさんが登場してジプシーが転勤する間のカワセミ時代の「太陽!」が結構好きで、もう少し期間を積んだカワセミ時代のメンバー陣でのチーム作品が見たかったですね。そうすれば、それぞれの個性が描かれたかもしれないので惜しかったですね。
539 襲撃 ひろ さん
群馬県の水上・奥利根温泉にて開催される友人の出版パーティに出席すべく、当直明けのトシさんはレンタカーを借りて東京を出発した。だが、謎の一味がトシさんの車のナンバーをチェックしていた・・・。これはトシさんの、決死のサバイバル編といえる話です。巧妙にナンバーを偽装したトラックの襲撃やヒッチハイクの外人による暗殺作戦{グレン・ブース氏の「ココガオ前ノ終点ダ」と不敵に銃を構えるところは見事!}と、序盤から不気味な攻撃の連続。レンタカーを潰された後も、姿無き敵は茶筒型・時限爆弾を路線バスに仕掛けたり他人の山荘にLPガス攻めで襲うなど執拗かつ過激な無差別手段のゲリラ戦を展開。誰が乗っているのかわからない謎の小型ヘリコプターも、心理的にトシさんを苦しめました。それだけに、孤立無援の戦いを強いられたトシさんの姿が印象深くなっています。またボギーの「頑張れよ〜!トシさん!!」やラガーの「なんでトシさんは、こんな連中を相手に一人で突っ走ってるんですか?!」といったセリフは、ほとんど視聴者の代弁です。そして最終決戦にて、トシさんにとっての「真の敵」が現れます。本当の「真の敵」についてはもう少し伏線が欲しい所でしたが、最後の対決で「真の敵」に対してトシさんが自分の誇りを唱えるところは見事でした。多少の詰めの甘さはありますが、『太陽にほえろ!』シリーズの中では屈指のジェットコースター・サバイバル編の名作ですね。
562 ブルース刑事登場 ケンジ さん
ボス、ジーパン、スコッチなどの刑事のなかでブルース刑事を演じた。又野誠治さんのパンチ力そして、豪快な若い刑事として茶の間を見せましたね。その教官になんと長さんこと下川辰平さんが1年ぶりに七曲署に訪問に来ましたね仲間たちの再開もうれしくなっていましたよ。又野さん、下川さんの2人が、病気で相次いで亡くなったのが残念無念に思います。
597 戦士よさらば・ボギー最期の日 万年警部補 さん
ボギーが神社の境内で黒幕グループに刺殺されるところで、刺された後に無念な思いで叫んでいるボギーの無念さに涙しました。私が見てきた殉職編の中で一番壮絶だと感じた作品でした。
632 恐ろしい ケンジ さん
ベテランの味のいい演技で見せる大坂志郎さんの恐ろしいタクシードライバー役の演技のひき逃げ事件でトシさんと大坂さんの罪の償いに有難く見せた。
658 ラガーよ、
俺たちはお前がなぜ死んだか知っている
太田健司 さん
渡辺徹さんのラガー刑事は初期はこんなにスマートにカッコ良く青春スターはすごく良かっただがその後は太り過ぎて忘れられないのは、ラガーが観光バスを射殺を止める作戦で思い切り走り止めたそして、ラガーの背中の背広は血だらけそしてエレーベーターは倒れたままのなかなか締められず状態だった。刑事たちも悲しい涙20〜24歳まで活躍した渡辺さんの素晴らしい刑事ぶりは最高でしたよ。
660 デューク刑事登場 ケンジ さん
ラガー刑事の後に登場したデユーク刑事の金田賢一さんの爽やかな刑事登場でビリヤードの打つシーンも金田さんのカツコイイからです。
664 マイコンがトシさんを撃った ケンジ さん
マイコンとトシさんが捜査中マイコンが、犯人逮捕の瞬間マイコンがトシさんを撃ってしまい前代未門の波紋だ。そして、山さんがマイコンを叱りマイコンが頭を冷やしてシャワを浴びていたから、捜査での心の傷が付けてしまったからそしてマイコンは、トシさんを捜査終わり報告を告げた。トシさんも心の中許しているのです。
667 デュークという名の刑事 アクション24時! さん
山さんから戸川組が復活したと聞いて、ドックが、「ゴリさんが命を賭けてたたき潰したのに。」とつぶやきながら言った。ドックは、ゴリさんをすごく尊敬した人物だからである。この話しで、デュークのキャラクターが完成したと言える作品でもあった。
684 美しき花の誘拐 ケンジ さん
トシさんが久々のハードな戦いぶりで平泉成さんの父親役でトシさんと平泉さんが手錠のままの大暴れのシーンは最高にいい。
690 私が七曲署の藤堂だ 太田健司 さん
ボスが海外主にハワイでのんびりしっている。その時、トシさん、地井武男さんが、若い男(堀内正美)さんが2人はレストランでトシさんがミルクテイー、堀内さんが意外なお子様ランチを食べていました。まるでこどものように面白いです。トシさんがボスの名前を使い。自分の名を言えなかったでしょうね。
691 さらば、山村刑事 山さん さん
初回から1度も休むことなく出演してきた山さんもこの回をもってついに殉職.息子・浩との別れのシーン、そして、一人悲しく死んでいく山さん.山さんらしい最後であった.

太田健司 さん
初回から〜14年間山村刑事を演じた露口茂さんの刑事ぶりは最高でした。夜の新宿の電話BOXで息子浩の心配そして、妻の死を乗り越えた人生また、山さんは浩の親代わりで清水章吾さんあのチワワのCMで有名だそして、新聞記者役の北村総一郎さん踊る大捜査線の署長も出ました。この山村刑事は休むことなく頑張りました。
696 正面18度 八丁堀 さん
山さん亡き後の七曲署に補充の刑事がいない代わり?ゲストが結構豪華になっていた頃の一本。強暴なおっさんを演じるのは先日亡くなった室田日出男氏。寝違えて首が思うように動かせないブルースが思わぬ苦戦どころか大ピンチになるというブルースのアクション編でも異色では?
706 ボス、任せてください クリー さん
DJの登場編ということもあったなかなか見応えがあった。 それにひきかえ、同じ初登場の橘警部の描き方があまりにも中途半端。 DJの活躍に時間を絶やした結果だと私は思うが。 どうせなら本庁からの応援で一係に協力、その功績を認められて一係長代理として配属されるという展開の方が面白かったと思う。 あとなぜ爆弾処理班が出てこないのだ?

太田健司 さん
ボスが倒れたその代わりに渡哲也さんが橘警部として登場しました。西部警察の大門団長とはひと味違うイメージ演技が期待されます。そして、もう1人の新メンバーDJ刑事にイモ欽トリオのワル男の西山浩司さんがバイク姿でカッコイイです。橘警部が黒いトヨタクラウンで必死の捜査ですね。オープニングも一新ですから、ボスが帰ってくるまで期待だ。
707 いつか見た青い空 クリー さん
終戦記念日の放送ということもあって事件に隠れた一人のカメラマンの生き様を通じて戦争の悲惨さを改めて描こうとしたその姿勢には感服するが、殺しの動機まで戦争にこじつけたのは失敗だったと思う。
709 タイムリミット午前6時 クリー さん
大門軍団に参加していなかったドック(神田正輝)に大門軍団紛いの事をさせるために作った話。 決してそれが悪いとは言わないが、「太陽」の基本精神を忘れてしまっている。 そういう意味で「太陽」の終焉が近いことを匂わせる話だったのかも知れない。 「太陽にほえろ!」は「大都会」や「西部警察」のようなドラマとは違うのだから、勧善懲悪に走ってはならない。
710 殺意との対決・橘警部 クリー さん
妻子を殺された上に不起訴にされた男の復讐劇にしてはその印象が薄厚すぎる。 復讐劇として描く以上は復讐に走る側や狙われる側の葛藤などを深く掘り下げて描く必要があるのではないか? それが描かれなかったのでは話にならない。明かに製作者側の微漫である。 橘も橘で事件に関する事はあまり口にせず、「逮捕に全力を上げてくれ。」だの「やめろ!」だので普通に事件を追いかけてるだけの印象しかない。 復讐劇としては失敗作ではないだろうか?

5642 さん
この作品で、渡哲也さん演じる橘警部の役柄が、「西部警察」の大門団長とは、完全に違うんだなというのが、明確になった気がします。話の内容としては、実らなかった過去の事件に対する捜査の執念が、今回の事件を引き起こした感じになってしまっただけに、橘警部もつらかったのではないでしょうか。
711 ジョーズ刑事の華麗な復活 太陽にほえる さん
藤岡琢也さんの「鮫さん」が5年ぶりにゲスト登場。今度は自然食品の会社をやってる。今回は新人のDJとぶつかって、いきなり手錠かけられたり、尾行まいたり、またまたやってくれました。ボスが新人だった橘警部に刑事のイロハを教えていた頃、同僚だった鮫島「刑事」は「ケンカのイロハ」を教えていたそうで、警部とは旧知の間柄。5年前とはすっかりメンバーも変わっていた一係で鮫さんと知り合いだったのはドックだけ。(マミーもロッキー婦人として知ってたかもしれないが…)登場編では警部と一緒のためか消化不良気味だったDJがこの回では鮫さんと共に大暴れしてました。
712 小鳥のさえずり クリー さん
「太陽」には珍しい人情ものの話で、自殺した女性の父親に思い入れするマイコンの姿には感動する覚えました。が! 他の刑事たち(特にドック&ブルース)がその雰囲気をぶち壊してたのにはカチンときました。
714 赤ちゃん 5642 さん
マミーの運転する覆面パトカー(ソアラ)が、犯人グループの乗っている2台の車を止めるシーンはかっこ良かったです。
717 女たちは今… クリー さん
マミーと3人の女性による人間模様は確かによかったが、その一人の副編集長がナイフを置いて部屋を出て行くなど事件の過程が強引に運んできてたのがマイナス。
718 そして又、ボスと共に ケンジ さん
14年の太陽にほえろの最終回で、ボスが帰ってきた。ボスと橘警部との2ショットは、西部警察のシーンと同じだ。ボスが取調室では、女と事情のところでタバコを禁煙されたのが印象的、そして、ブルース刑事が危険な状態に撃たれてしまった。心配されたブルース刑事の妻役渡瀬ゆきさんが、小さなこどもと待ってくれたからだ。裕次郎さんのテレビの太陽にほえろが幕が終わりました。

TAKASHI さん
14年半に渡った名作ドラマの最終回、20年近く経った今、ビデオで見ると取調室でのシーンは「七曲署の藤堂俊介」としてではなく「俳優・石原裕次郎」としての最後のメッセージにも聞こえました。

警部と二人きりになった時ブルースの安否を気遣いながら凶弾、凶刃に倒れた刑事たちの最後のシーンがボスがブラインド越しに外を見つめる際に映し出されていたものの病死したスコッチと事故死した殿下に至ってはVTRもなくスコッチについては取調室でボスが思い出を語っていた程度の扱いだったのは寂しい気もしました。




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