科捜研の女
思い入れ文

LAST UP DATA : 2004/8/12

PART2
PART3 PART4 PART5



<PART2>
話数 新聞用タイトル 思い入れ文
奇妙な連続殺人!
プロファイラーを手玉に取る男
クリーさん
いろんな刑事ドラマからのいいとこ取りみたいな感じがしてあまり面白いとも言えなかった。 ただ、本作ではちゃんと音楽担当がいるので、前作みたいに某アニメ作品からの音楽を流用することはなくなった。 あと松井 誠扮する刑事部長、どういう理由でキャスティングされたのかは知らないが、あまりに台詞回しが大雑把。 こうなるのなら前番組「京都潜入捜査官」から阿南健治を続投させた方が良かったと思う。 あと何の前振りもなくいきなりマリコが準子の部屋に押し掛ける展開はいくら何でもそれはないだろうと思った。

占い師の滋夢童さん
この初回は、このシリーズ自体が持つ、アナーキーな面白さを決定した作品だと思う。マリコと城丸との共同生活や掛け合い、そしてそこに時折ゲストが乱入したりして、二人のやりとりをより混沌としたものに変えてゆく。そしてストーリーバリエーションの豊富さ。単なる謎解きにとどまらず、かなり思い切ったやり方による救出劇や、果ては「アテナ」の石橋けい演じるオヤジキラーや、「発狂する唇」の三輪ひとみのスクリームといった、ジャンル系映画のヒロインたちの活躍が見られた。その後のPART3が堅くなり過ぎて、いかにも普通っぽい刑事ドラマになってしまったのと違い、このシリーズには弾けた魅力が溢れていたと思う。それを決定した初回として、もっと評価されていい作品ではないか。

5642さん
榊研究員が新しい主任となるまでは分かるのですが、それ以外の科捜研のメンバーが入れ替わっているのは残念に思いました。「NO.12」を名乗る犯人を装った事件、意外な犯人、2度の爆破シーンと内容はすごかったです。ラストの榊研究員と城丸刑事の同居生活は、やや強引過ぎる感じもします。
記憶を失くした目撃者
チョコアイスが見た殺人!
5642さん
目撃者と思われる子供に手こずる榊研究員のシーンが面白いです。
監禁された女子大生!
タイマー感電死まで24時間!!
クリーさん
時限爆弾ではなく、タイマーによる感電死という設定はなかなか面白かったと思う。 しかしそれを仕掛けた犯人を捕まえるまでの過程があまりに強引かつあっさりすぎる。 しかも装置を止めるために京都中の街を停電させようとするのはあまりにも市民の安全を無視した木場警部の自己中である。 お笑い路線で行きたいのか?それともシリアス路線でいきたいのか?

占い師の滋夢童さん
ていうか、このエピソード、ちょっとお笑いに近い演出になってしまったか?というのも、三輪ひとみのゲスト出演が、どうしても彼女出演のホラー映画群「EKOEKO AZARAK III Misa the Dark Angel」や、「発狂する唇」を彷彿とさせる、まさしく三輪お得意のスクリーム演技に集約されているから。もしかしたら、「発狂」あたりを意識したキャスティングだったのかもしれないが。もしこのエピソードについて、もっと論じてみたい方がいらっしゃったら、上記の映画をご覧になることをお勧めする。

5642さん
やっと、榊とプロファイラー武藤のコンビが合ってきた印象があります。木場刑事も人質救出のためとはいえ、思い切ったことをしますね。

ABDさん
三輪のキャラの中で一番幸運なノゾミのその後を見たいので、後日談を作って欲しいけど無理だろうな。
望遠マイクが覗いた監禁現場!
人質になった女刑事
5642さん
音だけで、現場の状況を把握して突入のタイミングを図ったり、犯人を特定したりできることに、「やっぱり音って重要なんだな」と改めて思いました。
引き取り手のない死体!
届けたい母への想い
5642さん
身元確認のキーワードとなる「パッションフルーツ」「ラーフル」なんて言葉は初めて聞きました。ただ科捜研が、事故に直接関係のないもの(引き取り手)に関してまで、調べるべきなのかについては疑問に残りました。
消えた被害者!
愛と欲望のひき逃げ事件!!
5642さん
単純なひき逃げ事故に思われたが、調べていくうちに神林の自供が矛盾しているだけでなく、かばっている人間も更にかばっているし、被害者の行方を探したら、意外なところに潜伏や事実が分かるという面白い展開の話だったと思います。
アリバイ証明率0%の罠
髪の長い女を捜せ!
クリーさん
たった一人のメンバーの不祥事で科捜研を閉鎖にしようとする刑事部長は頭がおかしい。 実際警察の中の組織というものは一人くらいの不祥事では閉鎖にすらならないものである。 クライマックスで犯人が閉鎖寸前の科捜研に易々と侵入できたのもおかしい。


<PART3>
話数 新聞用タイトル 思い入れ文
京都陶芸界、砕け散る殺意! 5642さん
上原刑事と榊の食堂でのやり取りのシーン、良かったです。
出来すぎた事故!
ライトアップ殺人事件!!
5642さん
最後まで、犯人が誰なのか分からない展開が面白かったです。
祇園祭の夜に消えた命!
目撃者のない事故
5642さん
被害者の土方が、木場警部のかつての同僚だったことから、木場警部がコンビを組まなくなった理由が明らかになるし、土方の死因を調べていくうちに悲しい現実が明らかになるという、つらい話だったように思います。
禁断の花園
女子寮に仕組まれた幽霊騒動
5642さん
名門女子高の依頼を受け、ここの寮で起きている怪現象の調査を科捜研がするという話なのですが、こういう事って実際にするのかなと不思議に思いました。鶴田研究員の中学時代の先輩で、舎監をしている妙子がこの話の鍵を握っているのですが、謎(理由)が解明されても、目をつぶることで彼女を守ろうとする鶴田研究員。「屈折した愛着」と武藤のセリフにもあるとおり、人を傷つけても、過去にすがりつく女性の姿が印象に残りました。
不自然な血痕!
二重偽証に壊された母子愛
5642さん
小向親子と血痕鑑定が中心の話でした。血痕の形状で、被害者が傷を受けた位置など特定できるとは、凄いですね。(小向)光子さんが科捜研の事務員としてよりも、息子を持つ母親として、今でと違った一面が見れて良かったと思います。




<PART4>
話数 新聞用タイトル 思い入れ文
疑惑の誘拐 
京都タワーが見える
監禁場所を捜せ!
手がかりは一枚の写真だけ!!
二つの転落死を結ぶ点と線! 
柴田緑さん
主人公・榊(沢口靖子)との名(迷?)コンビであった木場さん(小林稔侍)の死に様は、はっきり言ってショッキングであった。組織を守る為とは言え、同胞に殺されてしまう非情なエピソードは、数々の殉職劇の中で、一、二を争う出来であった様に感じる。それに、主人公のピンチを救ったのが以前、自分と同じ警察組織に居た刑事・上原であったのには驚かされた。刑事部長が自供した後に、最早不要となったバッヂを取るシーン、最初や中盤辺りはいやいやながらも、一致団結してしまう科捜研のメンバーには思わず感嘆してしまった。木場さんを殺害した犯人の家に踏み込み、逮捕するシーンは、衰退しつつある警察に半ば絶望していた私にとって、久しぶりにわくわくさせられた部分であった。しかし、木場さん亡き後、主人公と名コンビとなるのは、果たして誰なのか。少々髭の濃い「彼」であろうか。「彼」がなってくれれば、私としては嬉しいのだが。木場さんは、最期の最期迄、刑事で在り続けた事に思わず涙した。真の敵と向かい合いつつ、拳銃を取り出すも、わざと外して撃った彼の姿は素晴らしかった。つい主人公の母親(星由里子)との展開を期待してしまったので、それを考えると、残念でもある。



<PART5>
話数 新聞用タイトル 思い入れ文
1 長崎−京都800キロブルートレインの殺意
ひとしずくの透明な水に隠された赤い秘密
消えた殺人サイトの女を追え!
5642さん
前シリーズで殉職した木場警部に変わって土門刑事《内藤剛志さん》になった、今回のシリーズ。内藤剛志さんと言えば、前シリーズまで武藤役だったのですが、個人的には、土門役の方が合っている気がしました。それと、榊が以前よりも、普通になってしまったような気がします。内容としては、連続事件の背景にある、インターネットで知り合った5人の人間による心中未遂。その1年後、そのことをきっかけに4人が生きる希望を掴んでいくなかで、犯人は一人取り残された気がしたんではないでしょうか。さらに、4人の中の一人・美咲が小説の題材のためだけに参加した事実を知ったこと。だから、当時真剣だった犯人が、逆上して犯行に至ってしまった。しかし、第3の被害者であった安藤に、一番先に会っていたら、この惨劇は起こらなかったのかもしれませんね。
2 ダイエットケーキに秘められた甘い殺意 5642さん
「粉塵爆発」によるパティシエの爆死事件。砂糖が事件の鍵を握るのですが、「砂糖」はそれだけ犯人にとって重要だったんでしょうね。事件背景にある、料理法の違い。それだけで「斬新か」「古いか」なんて分からない気がしました。
3 殺しのスーツ!ねじれた死亡推定時刻 5642さん
事件を通して、「職人の誇り」というキーワードが出てくる話でした。職人としての誇りを持っていた男にとって、誇りを失うことは苦痛だったのかもしれませんが、結果的に誇りを自ら傷つけてしまうことに矛盾さを感じました。今回の事件を解く鍵の一つとして、「インク指紋(インクそれぞれに、特有の割合で不純物の含有量があり、同じメーカー・同じ色であっても違うことから、呼ばれているらしい)」があることに、驚きました。
4 この声は!失意の声紋分析!! 5642さん
新シリーズで、まさか木場警部が登場するとは思いませんでした。内容としては、白骨遺体の身元などから判明した、1年前に殉職した木場警部に容疑がかかる衝撃的な事実。榊としては、木場が容疑者じゃないと信じたいが、「科学的証拠」が次々と出てしまう。彼女が苦悩している感じが印象に残りました。
5 二度絞め殺された女−解決編
6 京都殺人迷路の女 消えた指紋の秘密! 5642さん
榊が使用している自転車が、犯人の逃走に利用される話でした。自転車の追跡調査をしながらも、少し脱線する小向と日野が面白かったです。話としては、自転車発見されてからの「検出された指紋に対する疑問点」。その後、犯人に警官がいたことによる逮捕のつらさ。犯人からしてみれば、警官としてより一人の人間としての責任が、ああいう行動をしてしまったんでしょうね。
7 時効直前!妻が見たDNA銃弾の謎! 5642さん
怨恨による事件。調べると、15年前に土門刑事が逮捕した事件との関連性が浮かび上がる、という話でした。事件当時できなかったDNA鑑定、これができていれば、今回の悲劇は起こらなかっただけに、せつないですね。逮捕した容疑者が「冤罪」だったことに加え、15年前の被害者の夫の友人として「真実」を突き止められなかったことが、土門に責任が重くのしかかっていたんだと思います。だからこそ、自らの手で捜査を続けたかったんでしょうね。
8 vs連続放火魔!もうひとつの発火トリック!
9 まさかの検死ミス!
もうひとりのマリコの完全犯罪
5642さん
「科学をもてあそぶものは、いつか科学に追いつめられる」と、ラストの榊が言っているように、それを象徴した事件の話でした。「検死ミス?」で、揺らぐ榊の自信。再鑑定を決意するも、不安な彼女に批判めいたことを言う土門刑事。でも、後の行動を見ると、彼女を応援したいと思う気持ちはあったようですね。



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