京都殺人案内

思い入れ文

LAST UP DATA : 2005/4/25


話数 思い入れ文
17 5642さん
絵描きの執念に音川刑事が折れた。ある画家の絵描きの純粋な情熱が全てを犠牲にした。その結果、絵描きとしての「名声」を手にした。しかし、その画家の「名声」が、結局は自らを不幸にした。重い病状で自らが絵筆を取れなくなる事がなければ、事件は起きなかっただろう。しかし、これは「犠牲にした過去への罰」だったのかもしれない。しかし、自らが罰を受けるだけならともかく、周囲の死を招いた。自ら責任を感じてしまったということなんでしょうね画家が書き上げた「最後の絵」、それはこの一枚の絵が起こした悲劇を、自ら幕を下ろしたい。最後のけじめだったように思います。「金が全てを狂わせる」、純粋さだけでは生きられない悲しい現実を見せられた感じがします。その画家と「不思議な縁」で出会い、そして30年ぶりに再会した音川。画家の30年前の「純粋さ」をもう一度この目で見たかった、執念に折れた理由は、そんなところではないでしょうか。
19 ケンジさん
音川刑事が秋田の泣き地蔵で思う事件で20年前の夜のトラックで目撃されたのが若杉だった。若杉は家族を守りために事件の復讐だったんでしょうかと思いますよ。
21 5642さん
過去の秘密をネタにゆすられたために、起きた事件の話でした。いなくなった実母を探しに、実家を出た二人の兄妹。途中、離ればなれになるも、兄妹の絆は壊れることはなかったんだと思います。でも、それが犯罪につながってしまった。音川刑事としては、捕まえるのはつらかったと思います。だから、兄妹と実母の再会まで、逮捕を待ったんでしょうね。
23 5642さん
19年前の事件が災害によってもみ消され、一時的になった記憶喪失をきっかけに、新しい人生を踏み出した男。しかし、19年前の件が消え去るわけではない。それが今回の連続事件につながった。事件を担当した音川刑事にとって、結果的には事件の真相に深く触れたくなかったのかもしれない(犯人が、彼の家に下宿していた女性の関係者だった)。でも、刑事として追究せざるを得なかった。そんなところが、表に出せない彼のつらさだったのかもしれません。
26 5642さん
時効の過ぎてしまった未解決事件。しかし、「遺族にとっては何も終わっていない。犯人が罪を認めない限り、遺族の苦しみは終わらない」。ラストで、音川刑事がそのような事を言っていましたが、全くその通りで、法の上では裁けないのかもしれないが、遺族にとって、犯人の謝罪や真相の告白がない限り、区切りをつけることはできないんですよね。音川も、同じように身内を事件で亡くした(妻を轢き逃げ事故により)こともあってか、他人事のように思えなかった。何とかしてやりたいと思って、捜査したんでしょうね。それが、結果的にいい形へ働いた感じがします。
27 5642さん
死んだ父のためにした、息子の復讐劇。復讐は何とか止めたいが、犯人に同情したくなる音川刑事。しかし、「復讐は、正義ではなく独りよがり。復讐を遂げたことによって、(死んだ人間の他に)迷惑をかけた3人の犠牲者が出た」事を犯人に説く音川。それは、捜査に関わった新入りの真中刑事(彼は、犯人へ復讐しようとしていた)にも、言い聞かせたかった事だろうと思います。今回は、真中の暴走する捜査に対して、音川が「捜査に当たる刑事の姿勢」を教える。真中にとっては良い勉強になったのではと思います。

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