検事・近松茂道

思い入れ文

LAST UP DATA : 2004/12/13


話数 思い入れ文
2 5642さん
事件現場に残された「酒のつまみ」が、犯人を特定しづらくした。そんな感じの話でした。女性刑事・岩崎の娘が事件に巻き込まれた。普通に考えれば「刑事への逆恨み」。難航すればするほど、刑事たちに焦りが生じてくる。近松検事が、捜査に対する「ブレーキ」役にならなければと思うも当然かなと思います。調べていくうちに、「母親に知られたくない、娘の彼氏の存在」。その存在が明確になった瞬間、岩崎は刑事としてでなく母親の立場になっていた。しかし、復讐を思いとどまった(犯人ではないと分かった)瞬間、また刑事の目になっていたというより、刑事だったという事なんでしょうね。その後分かる、捜査陣も予想できない「意外な事実」。しかし、「どんな思いが裏にあろうとも、人を危めてはいけないんです。」と真犯人に向けて、荒げるように言った近松。それは、思惑のために何の罪もない人間を巻き込んだ犯人を許せなかった。彼の想いが十分に込められた言葉だったんではないでしょうか。
3 5642さん
「たまたま」「偶然」が多すぎる、この事件。そこに、近松検事は不審を持った話でした。被害者の遺族にとっての苦しみ(法の裁きによる限界や被害者は死んでも、加害者は生きていると言う現実)、周囲には理解できないほど複雑なものなんですよね。しかし、「だからといって、人(加害者)をあやめてはならない」と犯人に対して言った近松の言葉。厳しいようですが、当然のことであり、さらに犯人を違う意味(犯罪をしたことによる)で苦しめることが何よりつらいと考え、出た言葉だったんではないかと思いました。
4 5642さん
「偽装」に次ぐ「偽装」。それが今回の事件解決を困難にしたのかもしれない。でも、その偽装が、「事件の鍵を解く突破口になった」とも取れますね。近松検事が感じた「犯行の不可解さ」、「裏の裏=つまり、表になった」という事件の偽装が、真犯人を特定する手掛かりとなった。それに気付くだけでなく、捜査を担当した「・・・刑事」の不可解さも見抜いてしまった。やはり、近松検事の視点はすごいなと思ってしまいました。

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